2019年3月8日、ASUS JAPANはミドルクラス市場に向けたスマートフォン「ZenFone Max Pro(M2)」と「ZenFone Max(M2)」を発表しました。製品発表会で、M2シリーズに触れたので、さっそくその外観と特長を紹介しましょう。

  • 左がZenFone Max(M2)、右がZenFone Max Pro(M2)

ZenFone Maxシリーズの特徴は、自身をモバイルバッテリーとしても使える大容量バッテリーを内蔵することです。ZenFone Max Pro(M2)では5,000mAh、ZenFone Max(M2)では4,000mAhのバッテリーを備えます。

ASUSは「1日中、使ってもバッテリー残量を気にせず使える」と、アピールしています。安心して使えそうですね。筆者はよく地図を閲覧したり、動画を視聴するので、少しでも長くスマートフォンを使えるのは嬉しいこと。

ZenFone Max Pro(M2)

ZenFone Max Pro(M2)は、Qualcomm Snapdragon 660と4GBメモリ(LPDDR4X)、64GBのストレージを搭載します。価格は税別3万5500円です。

ディスプレイはZenFone Max(M2)と同じ6.3インチディスプレイを搭載しますが、ZenFone Max Pro(M2)は2,280×1,080ドットと解像度が高くなっています。1,300万画素のカメラを備えたノッチも小さく、画面占有率は90%です。

  • ZenFone Max Pro(M2)の背面 カラーは、コズミックチタニウムとミッドナイトブルーの2色です

  • ZenFone Max Pro(M2)のディスプレイ面。ノッチ部分には、1,300万画素のフロントカメラがあります。画面占有率は90%です。表面のガラスはCorning社のゴリラガラス6を採用。ユーザーが1年間にスマートフォンを落とす回数が平均7回であることから、くり返しの落下に対する耐久性を高めています。ゴリラガラス6は平均1mの高さから連続15回落としても破損を免れるといいます

落下時の画面割れを防ぐため、耐久性の高いCorning社のゴリラガラス6を採用しています。平均1mの高さから連続15回落としても破損を免れるとのこと。

  • 本体下部には、左から順に、イヤホンジャック、Micro USBの充電端子が中央に、その横にはスピーカーがあります

  • 本体正面から向かって右側にはボリュームボタンと電源ボタンがあります

  • 本体正面から向かって左側にはSIMカードスロットがあります

  • 本体正面から向かって右側にはボリュームボタンと電源ボタンがあります

手に持った時の感触はひんやりとしています。角には丸みもあり、持ちやすいです。背面は鏡面と波打ったような模様を組み合わせたような光沢感の仕上げになっています。触っているとツルツルするほか、指紋が目立ちます。

  • 背面カメラは1200万画素+500万画素(被写界深度測定用)。ボケのあるポートレートを撮影できます

  • 背面カメラの横には指紋センサーがあります

ZenFone Max(M2)

ZenFone Max(M2)は、Qualcomm Snapdragon 630と4GBメモリ(LPDDR3)、32GBのストレージと、前述のProよりも少しスペックを抑えたモデルです。ディスプレイの解像度も1,520×720ドットとなっています。価格は税別2万6500円です。

  • ZenFone Max(M2)のカラーは、ミッドナイトブラック、スペースブルー、メテオシルバーの3色展開。背面はマット仕上げなので、手から滑りにくいです。指紋も目立ちません

  • ZenFone Max Pro(M2)の表面 ノッチ部分には、800万画素のフロントカメラがあります。画面占有率88%です

  • 本体下部には、左から順にMicro USBの充電端子、その横にはスピーカーがあります

  • 本体上部にはイヤホンジャックがあります

  • 本体正面から向かって左側にはSIMカードスロットがあります

  • 本体正面から向かって右側にはボリュームボタンと電源ボタンがあります

  • 背面カメラは1,300万画素+200万画素(被写界深度測定用)。Proと同じく、こちらもボケのあるポートレートを撮影できます。背面カメラの横には指紋センサーがあります