Amazon.co.jpは3月7日、子ども向けコンテンツを提供するサブスクリプションサービス「FreeTime Unlimited」を発表しました。3月19日から出荷を予定するタブレット「Amazon Fire HD 8 キッズモデル」のほか、Amazon.co.jpが2015年以降に発売したタブレット(Fire、Fire 7、Fire HD 8、Fire HD10)でも3月19日から、ソフトウェアアップデートで使えるようになります。
月額料金は980円(税込)ですが、Amazonプライム会員なら月額480円(税込)となります。発表日の時点では年間プランがありません。1つのAmazonアカウントにつき、4つのプロファイルを設定可能。子どもが4人いる家庭でも、1人ずつプロファイルを管理できます。
FreeTime Unlimitedは、子ども向けアプリやビデオ、本を楽しめる月額制のサブスクリプションサービス。絵本や知育コンテンツ、教育マンガ、ビデオなど、さまざまな子ども向けコンテンツを数千点ラインナップしました。コンテンツのほとんどは、AmazonプライムビデオやKindle Unlimitedでは提供していない、独自コンテンツだといいます。DisneyやSesame Streetのキャラクターと楽しく英語を学べるアプリや、ベネッセコーポレーションのこどもちゃれんじが監修したアプリも用意しました。
FreeTime Unlimitedは基本的に、Amazon.co.jpが3月19日に配信を開始する保護者向けサービス「FreeTime」と合わせて利用します。FreeTimeは、保護者が子どもの視聴するコンテンツや視聴時間を管理するためのアプリ。FreeTimeの年齢フィルターを設定すると、FreeTime Unlimited内のコンテンツから、子どもの年齢に合わせたものをそろえてくれます。
FreeTimeでは、最大4人までのプロファイルを管理可能。たとえば7歳の長男はゲームを1日30分、6歳の次男はゲームを1日15分までと、個人によって設定を変えられます。子どもが自分で設定を変えないよう、端末からFreeTimeへアクセスするにはピンコード入力が必須となっています。7歳の長男から6歳の次男へ、といったプロファイルの切り替えにピンコードは不要です(パスワード設定はできます)。