KDDI、沖縄セルラーは1月25日、最大1.2Gbpsでの通信が可能なモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」を発売した。カラーバリエーションは、ブラック×ブルー、オレンジ×ブラック、ホワイト×シルバーの3種類。合わせて、受信最大1,237Mbpsの高速データ通信サービスも提供を開始する(2019年1月25日時点では、東京都と埼玉県の一部エリア)。

UQコミュニケーションズからも発売されており、UQコミュニケーションズ版のカラーバリエーションはブラック×ブルーとホワイト×シルバーの2種類。

  • Speed Wi-Fi NEXT W06(ブラック×ブルー)

    Speed Wi-Fi NEXT W06(ブラック×ブルー)

  • Speed Wi-Fi NEXT W06(オレンジ×ブラック)

    Speed Wi-Fi NEXT W06(オレンジ×ブラック)

  • Speed Wi-Fi NEXT W06(ホワイト×シルバー)

    Speed Wi-Fi NEXT W06(ホワイト×シルバー)

Speed Wi-Fi NEXT W06は、WiMAX 2+と4G LTEに対応するモバイルWi-Fiルータ(ファーウェイ製)。Wi-Fiでつなぐ子機(パソコンやスマートフォンなど)の位置を検知し、集中して電波を送信する「TXビームフォーミング」機能に対応する。ビームフォーミングは子機側の対応も必要。

「高性能ハイモードアンテナ」の搭載によって、アンテナ感度が向上。WiMAX 2+での受信速度が前モデルより平均20%アップしたという。

Speed Wi-Fi NEXT W06をパソコンとUSBで有線接続し、ハイスピードプラスエリアモード / ハイパフォーマンスモード、4×4 MIMO設定をオンで利用する場合、最大通信速度が受信最大1,237Mbps(理論値)に達する。設定したデータ量になると「ハイスピードプラスエリアモード」から容量制限のない「ハイスピードモード」に自動で切り替える「通信モード自動切替機能」も搭載。

専用アプリ「HUAWEI HiLink」では、電波の強い場所にルーターを設置できる「ベストポジション機能」などを利用可能。バッテリ容量は3,000mAhで、連続通信時間は約540分。充電時間は約120~140分となる。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.9以降。そのほか主な仕様は以下の通り。

  • 本体サイズ: 約W128×D64×H11.9mm
  • 重さ: 約125g
  • ディスプレイ: 約2.4インチ、320×240ドット
  • バッテリ容量: 3,000mAh
  • 最大通信速度: 受信最大1,237Mbps、送信最大75Mbps
  • 連続通信時間: 約540分(WiMAX 2+、スマート設定時)
  • 連続待受時間: 約800時間(WiMAX 2+、Wi-Fi未接続時)
  • 無線LAN: IEEE802.11ac/a/n(5GHz)、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
  • テザリング台数: 最大16台
  • カラーバリエーション: オレンジ×ブラック、ブラック×ブルー、ホワイト×シルバー