Lenovoは1月7日(米国時間)、同社のゲーミングPCブランド「Legion」の新製品群を一挙発表した。メカニカルキーボードやゲーミングマウス、ヘッドセット、ゲーミングディスプレイなど周辺機器も多いが、ここでは注目のノートPC新製品「Legion Y740」および「Legion Y540」を発表する。

Legionは、LenovoがCES 2017年に発表した新ブランドで、これまでLenovo Yシリーズとして展開していたゲーミングPCラインをブランドとして独立させたもの。国内でも2017年から製品が投入されている。

Legion Y740

  • Legion Y740。こちらが17.3型モデル

  • Legion Y540。こちらが15.6型モデル

Legion Y740は、グラフィックスにNVIDIAの最新グラフィックス「GeForce RTX 20」シリーズを採用したハイエンドゲーミングPC。17.3インチの大画面モデルと、15.6インチのA4モデルの2種類をラインナップする。

プロセッサは第8世代のIntel Core i7-8750H/i5-8300Hを選択可能。グラフィックスは画面サイズにより選択できるものが異なるが、17.3インチの場合でGeForce RTX 2080 with Max-Q Design / GeForce RTX 2070 with Max-Q Design / GeForce RTX 2060が選択できる。メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBを搭載できる。

ディスプレイはDolby VisionやG-Syncに対応したフルHD解像度の液晶ディスプレイ。インタフェースとしては、USB Type-CやMini DisplayPort 1.4、HDMI 2.0などを利用可能だ。重さは17.3型モデルが2.9kg、15.6型モデルが2.2kg。

価格は17型モデルが1,979.99ドル(約216,000円)から、15型モデルが1,749.99ドル(約191,000円)から。2019年2月にワールドワイドで提供される。日本での発売は明らかになっていない。

Legion Y540

  • Legion Y540。スピーカーはHarmanKardonで、Dolby Atmosもサポートする

Legion Y540もGeForce RTX 20を採用した15.6型ゲーミングノートPC。グラフィックスは選べず、GeForce RTX 2060が固定で搭載される。一方でディスプレイの選択肢は幅広く、リフレッシュレートの違いや、色域の違いなどでパネルが選べるようになっている。メモリは最大32GB、ストレージは最大512GB SSDもしくは2TB HDDを搭載できる。重さは2.3kg。

価格は929.99ドル(約101,500円)からで、同社は「手ごろな価格」とアピールする。2019年5月に提供を開始する予定。こちらも日本での発売は明らかになっていない。