レノボ・ジャパンは27日、ゲーミングPC「Legion」ブランドの新製品2モデルを発表した。タワー型の「Lenovo Legion T730」と、キューブ型の「Lenovo Legion C730」の2モデルで、いずれもオーバークロックに対応したIntel Core i9-9900Kプロセッサを搭載。それぞれ、すでに発表済みのT530およびC530の上位モデルとなる。

Lenovo Legion T730

  • Lenovo Legion T730

第9世代のIntel Core i9-9900Kプロセッサと、NVIDIAの新世代グラフィックス「GeForce RTX 2080」を搭載したタワー型PCで、Legionシリーズのフラッグシップモデル。11月30日に発売し、直販価格は税別288,100円前後から。

穴あき加工した前面パネルから空気を取り入れるほか、水冷方式でCPU/GPUを効率的に冷却し「パフォーマンスを最大限に引き出す」としている。上部にハンドルを備え、持ち運びも可能だ。

標準構成は、CPUがIntel Core i9-9900K(3.60GHz)、メモリが32GB(16GB×2)、ストレージが512GB PCIe NVMe/M.2+2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Home 64bit。本体サイズはW185×D456×H440mm、重さは約12kg。

Lenovo Legion C730

  • Lenovo Legion C730

19リットルの小型筐体に、Intel Core i9-9900KプロセッサとGeForce RTX 2080を採用したゲーミングPC。11月30日に発売する。直販価格は税別273,000円前後から。

マザーボードを立てて配置し、空気の流れを2つに分けるデュアルチャネルサーマルシステムを採用。エアフローは穴あけ加工を施した前面パネルから空気を取り込み、背面から排熱する流れになっている。C730も本体上部にハンドルを備え、持ち運びが想定されている。

標準構成は上記のT730とほぼ同等だが、CPU/GPUの冷却方式は空冷式となり、光学ドライブも省かれる。OSはWindows 10 Home 64bit。本体サイズはW238×D358×H305mm、重さは約11kg。

なお、下位モデルのC530でも今後、第9世代Intel Coreプロセッサおよび、NVIDIA GeForce RTX 2080下位製品搭載モデルが発表される予定だ。

【記事訂正】初出時、下位モデルの搭載予定グラフィックス(GeForce RTX 2060)について記載がありましたが、メーカーから訂正発表があったため、該当箇所を変更しました(2018年11月27日 17:18)