VAIOは13日、同社の経営方針説明会および、新製品発表会を開催しました。2017年6月にVAIO代表取締役社長に就任した吉田秀俊氏が登壇する、初の経営方針説明会になります。

同社は2017年度の決算について、2桁の増収増益で過去最高益となったことを発表。また、ビジネス向けに大きく舵を切るなかで生まれた、新構造の2in1 PC「VAIO A12」の特徴も紹介されました。

  • 新構造「スタビライザーフラップ」を備えた2in1 PC「VAIO A12」

フラップでバランスをとる新構造の2in1

13日に発表された「VAIO A12」は、新構造「スタビライザーフラップ」を搭載し、ノートPCと遜色ない使い勝手を目指しながら、約1kgという軽さを実現した12.5型の2in1 PCです。

これまでの2in1 PCは、例えばキックスタンド式だと膝の上で使いにくかったり、着脱式だと角度調節ができなかったり、ヒンジ付きの着脱式だとキーボード部が重かったりと、使い勝手に犠牲を払ってきたと説明。”次世代2in1”をうたう「VAIO A12」では、スタビライザーフラップの採用により、これらの課題を解決したとアピールします。

スタビライザーフラップは、本体と組み合わせて使う、キーボードユニット底面のヒンジ付近に備えられた板状のパーツ。ディスプレイの開き具合に応じて下にせり出し、全体の重心バランスを調整します。発表会場では「VAIO A12」の実機が展示されていました。吉田社長は、構想に3年、開発に2年をかけ、クラムシェルPCの使い勝手を100%引き出す2in1を実現したと強調しました。

  • VAIO A12

    VAIOの吉田秀俊 代表取締役社長

  • 「VAIO A12」は、これまでの2in1 PCの課題を解決する工夫がされています

発表会では、VAIOの成長戦略のひとつに「モバイルPCの拡充」が据えられました(詳細は次ページにて)。吉田社長は「働き方改革で、モバイルPCの需要が高まっている。モバイルPCには追い風が吹いている」とコメント。VAIO A12は「モバイルPCの拡充」戦略のひとつとして、働き方改革をメインとした仕事でも、プライベートでも使える”オールラウンダーPC”と訴求していきます。

製品の詳細はニュース記事「VAIO、2in1でも倒れにくい”オールラウンダー”な12.5型PC」に詳しいので、ここでは実機写真・動画を中心に紹介していきます。

  • VAIO

    VAIO A12の全体

  • キーボードユニット

  • キーボードユニットに本体を接続したところ。ヒンジ下から出ているパーツがスタビライザーユニット

  • 下から見たところ。滑り止めが付いています

  • 底面から見たところ(一部に画像処理を行っています)

  • 本体とキーボードユニットは着脱できます

  • 本体+キーボードユニットを閉じたところ。ヒンジ部のスイッチは、本体を外すリリーススイッチで、この状態から本体だけを外すこともできます

  • オプションの背面カメラ

  • 端子を拡張するクレードルもオプションで用意。大画面モニタなどとつなぐと、手軽にデュアルディスプレイ環境を構築できます