防水防塵性能は備えており、さらに水中モードを新設したほか、5mまでの水深で撮影できる防水ケースも用意され、ますますカメラとしての使い勝手が向上しました。

  • ファーウェイ「Mate 20」シリーズ発表会

    簡易的ですが、水中でも撮影できる防水ケースも新登場

NPUを活用した機能としては、動画から顔を検出し、その人物をリアルタイムに切り抜いて背景だけをモノクロで撮影する「ハリウッドのようなエフェクト」機能も搭載しています。AIが動画内の人物を検出して、ハイライト動画を作成してくれる機能もおもしろい機能です。最終的にはGoProのQuikアプリで再生します。

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  • リアルタイムで被写体の切り出し、背景のモノクロ化を実現するAIカラー

インカメラは24MPのシングルカメラですが、ドットプロジェクターと赤外線カメラを搭載したことで、顔をより精密に3次元で認識でき、顔認証の安全性が向上しました。0.6秒でロック解除が可能で、他人を自分として誤認する率は「1/1,000,000」だとしています。

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  • 顔を3Dで認識する各種センサーによって、顔認証がより強化されました

衝撃だったのは、HUAWEI 3D Live Object Modelingの機能です。これは、物体(デモはぬいぐるみ)をカメラで撮影するだけで3Dモデルを作成して、そのままFacebookで共有できる、というものです。ソニーモバイルのXperiaにも似たような機能はありましたが、ぬいぐるみの周囲を撮影するだけでよく、しかもカンフーや走る、などといった動作を作成した3Dモデルに適用することもできるのです。ARキャラクターとして、画面上に表示して一緒に撮影する、といったことも可能です。

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  • 3次元の顔認識によってセルフィー性能も向上したほか、3Dライブ絵文字などの機能も備えました。さらにカメラを使って3Dキャラクターを作成することもできます

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  • パンダのぬいぐるみを使ってデモが行われました。カメラでぬいぐるみを全方向から撮影します

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  • すると自動でぬいぐるみから3Dキャラクターが作成されました

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    AR機能でキャラクターを現実世界に出現させることも可能

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    キャラクターに行動を加えることもできます

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  • そのまま動画や静止画の撮影も可能です

カメラで表示した物を認識するHiVisionは、テキストや建物、グッズなどを認識してWeb経由で情報を表示してくれるという、これまたXperiaで似たような機能がありましたが、HiVisionではさらに食品のカロリーを表示してくれる機能も備えています。まだ100種類程度ということですが、順次拡大していくそうです。

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  • カメラで表示した物を認識するHiVision