キヤノンが10月下旬に発売するファン待望のフルサイズミラーレス「EOS R」。そのお披露目となるイベント「EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION」が9月15日(土)から東京・品川会場を皮切りに全10都市で始まります。初日の品川会場の様子をご紹介しましょう。

  • EOS Rのユーザー体験イベント「EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION」が9月15日から全国11の都市で開幕。10月下旬の発売を前に、いち早く実機を体験できる

4本のRFレンズで試せるほか、マウントアダプターも用意

イベントの注目は、いうまでもなくEOS Rの撮影体験コーナーです。会場内には「EOS R SYSTEMハンズオン」コーナーと「EOS R SYSTEM撮影体験」コーナーの2つが用意され、それぞれでEOS Rと4本のRFレンズ「RF24-105mm F4L IS USM」「RF28-70mm F2L USM」「RF50mm F1.2L USM」「RF35mm F1.8マクロ IS STM」のトライアルができます。マウントアダプターも用意され、参加者が持参したEFレンズを装着して体験することも可能です。

  • EOS R SYSTEMハンズオンコーナーの様子。カメラを操作しながら使い方や特徴などを係員から直接聞けるのが魅力。4本のRFレンズは自由に装着して試すことができた

  • 疑問や質問を担当者にぶつけてみよう

  • EOS R SYSTEM撮影体験コーナーの様子。ブースの中央に被写体(木のオブジェ)が置かれ、EOS Rで撮影できる

2つのコーナーの違いは、前者は説明員が1対1で付くこと。使い方などをレクチャーしてくれるほか、疑問点や質問にもすぐに答えてくれます。後者は、説明員が直接つきませんが、被写体(木のオブジェ)が撮影でき、いろいろ試してみることが可能です。時間があるようでしたら、最初にEOS R SYSTEM ハンズオンコーナーに行って使い方や特徴などを尋ね、そのあとにEOS R SYSTEM撮影体験コーナーで撮影を試してみるのがよいでしょう。取材時の待ち時間は、いずれも30分前後でした。なお、どちらのコーナーも画像データの持ち帰りはできませんので、その点は注意してください。

  • EOS R SYSTEMハンズオンコーナーは、開場直後は60分ほどの待ち時間になるほどの盛況ぶりだったが、その後は落ち着いて30分前後で試用できる状態になった

開発者の秘話や写真家の感想も聞けるセミナー

このイベントのもうひとつの目玉は、写真家と開発者によるセミナーでしょう。登壇する写真家は日によって変わりますが、いずれもEOS R SYSTEMで撮影した写真をもとに操作感や撮影のコツ、エピソードなど語ってくれます。開発者のセミナーでは、普段接することのないキヤノン内部の方々による開発のコンセプトや知られざる開発エピソードなどが語られます。

  • EOS Rで撮影した作品をプロジェクターで投影し、レクチャーを行う動物写真家の前川貴行氏

  • 開発者セミナーの様子。写真家のセミナーに負けないほどの人の入りで、EOS R SYSTEMに対する注目度の高さがうかがえる

  • 14名の写真家による、EOS Rで撮影された撮り下ろし作品の展示コーナー。A2サイズにプリントされた力作が間近でじっくり見られる

会場に入ってすぐのコーナーでは、EOS Rの特徴などを解説したパネルが展示されていますが、担当した開発部門の担当者が顔写真入りで紹介されています。開発者のセミナーも含め、私たちが愛用するカメラを作った人の顔が見えるのは、写真愛好家として親近感が湧き、好感が持てました。

  • 会場に入ってすぐのコーナーには、EOSシリーズの歴史やEOS Rの特徴などを解説したパネルが展示されている。EOS Rのことをよく知りたければ、ぜひ目を通しておきたい

EFマウントやEF-Mマウントの新レンズも試せる

会場内には、EOS R SYSTEMと同時に発表されたEFマウントの超望遠レンズ「EF400mm F2.8l IS III USM」と「EF600m F4L IS III USM」のハンズオンコーナーも用意されています。いずれも、超望遠レンズとして大幅な軽量化が図られましたが、ハンズオンコーナーでは旧モデルとの重さの比較も可能で、同社の自信のほどがうかがえます。ブースでは、新旧モデルを持ち替えて重さの違いを体験する来場者がほとんどでした。カットモデルも展示されており、軽量化されたレンズエレメントなど鏡筒内部の様子を知ることができます。

  • 超望遠コーナーでは、旧モデルも重さの比較用として用意。実際に持ち比べて重さの違いがリアルに体感できる

  • 超望遠コーナーに展示されていた「EF400mm F2.8L IS III USM」と「EF600m F4L IS III USM」のカットモデル。レンズエレメントやメカ系の配置など、鏡筒内部の様子が確認できる

EF-Mマウントの大口径標準レンズ「EF-M32mm F1.4 STM」のコーナーも設けられています。こちらももちろんハンズオンが可能で、EOS Mシリーズのユーザーは使い慣れた自分のカメラに装着して体験できます。EF-Mレンズとしては初めてのF1.4レンズを発売前に試してみる絶好の機会だといえます。

  • EF-M32mm F1.4 STMのコーナー。EF-Mレンズ初となる開放F1.4レンズとなるだけに、足を止めて見入る人も多かった

今回のEOS R SYSTEM PREMIUM SESSIONは、キヤノン初のフルサイズミラーレスの実力を存分に知ることのできるよい機会だと思えました。東京会場は広くゆったりとしており、開発担当者の話を聞きつつじっくりと体感できます。来場者には、EOS R SYSTEMのカタログなどのほか、直販サイトで使えるクーポンや、特製クリアファイルとステッカーなどが配布されます。

  • EOS R SYSTEM PREMIUM SESSIONの東京会場は、品川のキヤノンマーケティングジャパンのホールSで開催されているが、同じビルに入る同社のショールームでもEOS Rを展示しているので、こちらでチェックしてもよいだろう

キヤノンマーケティングジャパン イメージコミニュケーション企画本部の和田康一氏は「EOS Rの開発がスタートしたときから、ユーザーのみなさんに何かしらの形でEOS Rシステムをしっかりと体験いただく場を設けたい、と考えていました。今回、この品川でのイベントを皮切りに、全国11都市で開催する予定となっています。ぜひ足を運んでいたき、私たちが自信を持っておすすめするEOS Rシステムを手に取って触ってみてください。社員一同、ご来場をお待ちしております」と語ります。入場は無料で予約も必要ありませんので、ファンはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

  • キヤノンマーケティングジャパン イメージコミニュケーション企画本部 和田康一氏

EOS R SYSTEM PREMIUM SESSIONの開催スケジュールは以下の通りで、10月下旬まで全国11都市を巡回して開催します。

都市名 期日 会場
東京 9月15日(土)、16日(日)、17日(月、祝) キヤノンマーケティングジャパン ホールS
名古屋 9月22日(土) TKPガーデンシティPREMIUM名駅西口
金沢 9月22日(土) キヤノンマーケティングジャパン 金沢営業所
新潟 9月24日(月、祝) コープシティ花園ガレッソ
大阪 9月29日(日)、30日(日) ナレッジシアター
札幌 10月6日(土) キヤノンマーケティングジャパン 札幌支店
仙台 10月7日(日) キヤノンマーケティングジャパン 仙台支店
福岡 10月13日(土) キヤノンマーケティングジャパン 福岡支店
熊本 10月14日(日) TKP熊本カンファレンスセンター
広島 10月20日(土) キヤノンマーケティングジャパン 広島支店
岡山 10月21日(日) TKPガーデンシティ岡山