ダイソンは9月14日、空気清浄機、ヒーター、ファンの3機能を備えた「Dyson Pure Hot+Cool」(ダイソンピュア ホット アンド クール)の2018年モデルを発表した。10月15日からダイソン公式オンラインストア、および全国の家電量販店で販売を開始する。価格はオープン。

  • Dyson Pure Hot+Cool

    Dyson Pure Hot+Cool

Dyson Pure Hot+Coolは、部屋の空気の汚れを検知し、汚染物質を捕集しながら部屋を暖める。本体に「温度・湿度センサー」「微粒子(ホコリ)センサー」「有害ガス・ニオイセンサー」の3センサーを内蔵。これらのセンサーで室内の空気汚れを検知し、2018年モデルから新たに備わった本体のLCDディスプレイに空気の汚れをデータ化して表示する。専用のスマホアプリ「Dyson Link」からも空気の汚れデータを確認できる。アプリはDyson Pure Hot+Coolのリモコンとしても使用可能だ。

従来モデルよりも大きく、厚みのあるグラスHEPAフィルター(HEPA材は従来モデルと比べて60%増)を搭載。PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去し、アレル物質やバクテリア、花粉もしっかり捕集する。従来モデルと比べて3倍以上の活性炭を含んだ活性炭フィルターも採用。ホルムアルデヒドやベンゼンといった有害ガスのほか、ニオイもしっかり取り除く。

ヒーター機能については、気流増幅部の配列を見直した。室内を素早く均一に暖め、設定温度になると自動的に待機モードに切り替わり、室温が下がったときに再び稼働する。扇風機のように使える送風モードも搭載。フィルターで浄化された風を本体正面に送り出すほか、本体後部から空気を送り出す「ディフューズドモード」も用意した。

本体サイズはW248×H764×D248mm、重さは5.70kg。空気清浄能力の目安は、9畳で30分、26畳で60分。暖房の適用床面積は、コンクリート住宅10畳(50mm断熱材あり) / 5畳(50mm断熱材なし)、木造住宅6畳(50mm断熱材あり) / 4畳(50mm断熱材なし)。フィルター交換の目安は約1年(1日12時間使う場合)。交換用フィルターの価格はグラスHEPAフィルターが4,000円(税別)、活性炭フィルターが3,000円(税別)。