ニコンからミラーレスカメラの新作「ニコン Z 7」が発表になりました。同社のミラーレスでは初めて35mmフルサイズセンサーを搭載した話題作です。新開発したZマウントや4,575万画素の高画素センサー、小型軽量ボディなど、見どころは盛りだくさん。まずはその外観をじっくりと見ていきましょう。
機動力と剛性感を兼ね備えたマグネシウムボディ
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EVF(電子ビューファインダー)は、0.5型のQuad VGA(約369万ドット)の有機ELパネルを搭載。ファインダー倍率は約0.8倍。接眼保護窓にはフッ素コートが施され、フレアの発生や汚れの付着を防ぎます
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標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」は、使わないときに長さを短くできる沈胴構造を採用。持ち運びの際はコンパクトにまとまります
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グリップ部には手触りのいいラバーを配置。側面には同社製品でおなじみのワンポイントの赤ラインが入っています
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EVFの接眼部の上にはアイセンサーを備え、EVFと液晶モニターの自動切り替えができます
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液晶モニターは上下チルト式。タッチパネルにも対応し、AF測距点の選択やタッチシャッター、コマ送り、メニュー操作などがスムーズにできます
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右手親指の位置にサブセレクター(ジョイスティック)を搭載。EVFをのぞきながらAF測距点を動かすときなどに役立ちます
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天面には表示パネルを装備。シャッター速度と絞り値、感度、露出補正値、バッテリー残量、レリーズモード、記録可能コマ数などが表示されます
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記録メディアはXQDメモリーカードを採用。XQDメモリーカードは、転送速度が速いという利点があるほか、接点がむき出しではない安心感があります。ただし、シングルスロットであることや、現在主流のSDカードには対応しないことが少々残念です