ソフトバンクは8月29日、対象の動画サービスとSNSがデータ通信容量にカウントされず、ひと月に50GB使える新プラン「ウルトラギガモンスター+」を発表した。9月6日から提供する。記載の価格はすべて税別。

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    ウルトラギガモンスター+

ウルトラギガモンスター+は、「通話基本プラン」「データ定額 50GB プラス」「ウェブ使用料」を合わせたサービスの総称で、ひと月に使える高速データ通信容量が50GBの大容量プラン。YouTube、AbemaTV、TVer、GYAO!、hulu、LINE、Instagram、Facebookは通信容量にカウントされないことが特徴となる。

対象機種はiPhone 5以降のiPhone、4Gスマートフォン。新規契約、または機種変更のユーザーを対象に9月6日から提供する。機種変更を伴わないウルトラギガモンスター+への変更は2018年11月1日以降に対応する予定だ。

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    YouTubeやAbemaTVが見放題

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    どれだけYouTubeを見ても、ギガは減らない

ひと月に支払う料金のイメージ(1年目)として、通話基本プラン(2年契約、ウェブ使用料込み)が1,500円、データ定額 50GB プラスが5,980円。契約時に、この通話基本プラン 2年契約、もしくは2年契約(フリープラン)に加入すると、1年間だけ毎月の利用料金から1,000円を割り引く「1年おトク割」が適用される。

また、スマホを指定の固定通信サービスとセットで利用すると、利用料金から1,000円を割り引く(割り引き期間は固定通信サービスによって異なる)「おうち割 光セット」が適用された場合、計2,000円が割り引かれ、ひと月の支払額は5,480円となる。

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    ウルトラギガモンスター+の利用イメージ

小容量のミニモンスターも

ひと月に使うデータ通信容量が少ない人に向けて、小容量プラン「ミニモンスター」も発表。同じく9月6日から提供する。ミニモンスターは、「通話基本プラン」「データ定額ミニモンスター」「ウェブ使用料」を合わせたサービスの総称。データ定額ミニモンスターでは、ひと月のデータ使用量に応じて、4段階で料金が適用され、1GBまで2,480円、2GBまで4,480円、5GBまで5,980円、50GBまで6,980円で利用できる。

対象機種はiPhone 5以降のiPhone、4Gスマートフォンで、9月6日から提供する。機種変更をせず、プランをミニモンスターへ変更できるのは2018年11月1日以降の予定。

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    ミニモンスター

ひと月に支払う料金のイメージ(1年目)として、たとえばひと月に1GBを使った場合、通話基本プラン(2年契約、ウェブ使用料込み)が1,500円、データ定額ミニモンスターが2,480円。ここから「1年おトク割」と「おうち割 光セット」が適用された場合、計2,000円が割り引かれ、1GBを1,980円で使える。

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    ミニモンスターの利用イメージ

みんな家族割+でさらにおトクに

今回、加入した家族の人数に応じて「ウルトラギガモンスター」の月額料金を割り引く「みんな家族割」の名称と内容を変更。サービス名は「みんな家族割+」になり、ウルトラギガモンスターに加えて、ミニモンスターとウルトラギガモンスター+に加入した家族の人数も、割引額の算出人数に加算される。

ただし、ミニモンスター契約者は割引額の算出人数に加算されるが、料金は割り引きとならない。たとえば同じ世帯にウルトラギガモンスター、ミニモンスター、ウルトラギガモンスター+の契約者が1人ずついた場合、みんな家族割+の加入人数は3人。割り引きが適用されるのはウルトラギガモンスターとウルトラギガモンスター+の契約者で、それぞれの利用料金からひと月2,000円が割り引かれる。

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    みんな家族割+

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    加入人数が多ければ多いほど、ひと月の利用料金がおトクになる

なお、ソフトバンクは新たな料金プラン提供に伴い、「通話定額プラン」と「通話定額ライトプラン」、「おてがるプラン」の新規申し込み受け付けを9月6日以降に順次停止。新たに端末を購入したユーザーを対象に24カ月間、毎月の利用料金から一定額を割り引きする「月月割」の提供も終了することが発表された(ユーザーが「通話定額プラン」「通話定額ライトプラン」「ホワイトプラン」のいずれかを利用する場合。端末購入時に、通話基本プランで2年契約なしを選んだ場合は月月割が適用される)。