Synologyは8月10日、2Uラックマウント型の8ベイNAS「RS1219+」を発表した。2ポストラックに収容できるコンパクト設計で、最大8台の2.5インチ・3.5インチSATAストレージを内蔵可能。別売りの拡張ユニット「RX418」を使用すると、4ベイを増設して最大容量を96TBから144TBまで拡張できる。

  • Synology「RS1219+」
  • Synology「RS1219+」

    2Uラックマウント型の8ベイNAS「RS1219+」

CPUにはIntel Atom C2538(2.4GHz)を搭載し、2GBの DDR4メモリを内蔵(最大16GB)。フェイルオーバーとLink Aggregationに対応したGigabit Ethernet対応有線LANポート×4基を備える。外部インタフェースとして、USB 3.0ポート×2基、eSATAポート×1基も装備。オプションとして、デュアルM.2 SSDアダプタも用意されており、M.2 SATA SSDをキャッシュに利用することで、ディスク性能を高められる。

OSには「DiskStationManager」を採用。セキュリティと作業効率を高めるアプリ群も提供している。ファイルシステムは、内部ドライブがBtrfs、EXT4に対応。外部ドライブは、Btrfs、EXT3、FAT、NTFS、HFS+、exFATを利用できる。対応RAIDモードは、RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / Synology Hybrid RAID / Basic / JBOD。

ネットワークカメラサーバーとして、最大40台までのIPカメラを管理でき、2台分の無料カメラライセンスも付属。最大ローカルユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続デバイス数は500。本体サイズはW430.5×D297.6×H88mm、重量は6.9g。