AIやIoTでオフィスをスマートに"リコー×Creww"が国内外でスタートアップ企業募集

よくよく見渡すと職場フロアのなかには複合機やホワイトボードや家電などが結構なスペースを取っている。そして複合機などは一日の間でも繁閑の差が激しく、混雑時には転びそうになりながら打ち出されているかどうかを何度も確認するシーン。職場の蛍光灯が切れても、誰が対処をするのか？また具体的にどこに連絡するのか？が明示されておらず、また探し出しにくい。消えた蛍光灯の周辺では嫌な汗をかいてしまう。こんな些細なことであっても一日の多くの時間を過ごす職場ができるだけスマートであればと思ったことはないだろうか。

リコーとCreww(クルー)は、「人々の"はたらく"をよりスマートに。」をテーマに新規事業を共創のためのスタートアップ企業プログラム「RICOHアクセラレーター2018」を8月18日より開始する。デジタル複合機、プリンターやプロジェクト、WEB会議システムや電子黒板や同社運営のクラウドサービスなど数多くのオフィス機器を提供する同社の機材や世界約200カ国と地域をカバーする販売/保守サービス網、オフィスソリューションに関する技術や特許などリコーが世界で展開する資産をリソースとして新たなビジネスをスタートアップさせるプログラム。業務効率化やワークライフバランス実現につながるIoT、AI、ドローン、ロボティクス、ブロックチェーン、Fintechなどの事業領域におけるソフトウェアやエッジデバイスなどを募集領域に掲げている。対象は国内外のすべてのスタートアップ企業で業種不問、13日開設予定のCrewwの専用ウェブサイトから2500文字以内の協業案とともにエントリーする。募集期間は8月13日から8月31日まで。

Crewwは数々のスタートアップと企業のオープンイノベーションを展開するプラットフォームでこれまで100件を超えるコラボを開催している。各企業が持つ特徴や強み、リソースを活かしたプログラムが気鋭のスタートアップたちと共に進められており、公式サイトでは名だたる企業のエントリーも随時受け付けられている。