次に紹介したいのが、ソニーの「WF-1000X」(実売価格は税込22,000円前後)です。周囲の雑音を消すノイズキャンセリング機能があるので、周囲がうるさくても好きな音楽をしっかり楽しめます。さらに、音楽を聴きながら周囲の音も聞けるアンビエントサウンドモードも備えていて、電車のアナウンスを聞きたいときは周囲の音を取り込んだりと、自由に音を調整できるのはうれしいですね。こうした設定は、アプリに4種類登録できるので、歩いているときや乗り物に乗っているときなど使い分けも簡単です。

  • ソニーの「WF-1000X」。カラーは写真のシャンパンゴールドとブラックの2種類です

  • 気にならないサイズです。シャンパンゴールドが女性の肌になじみます

バッテリーは、1回の充電で約1.5時間、ケースをフル充電していれば約3時間持ちます。NFCでのペアリングも可能です。

  • 大きめのケースですが、スリムなのでバックに入れやすいです

本体サイズは公表していませんが、完全ワイヤレスイヤホンとしては中ぐらいのサイズといえます。重さは片側6.8gです。

本機は残念ながら防滴仕様ではないため、もし防滴仕様の完全ワイヤレスイヤホンが欲しいのであれば、4月28日に登場した「WF-SP700N」(実売価格は税込21,500円前後)を検討してもいいでしょう。バッテリーの持ち時間は同じです。

  • ソニーの「WF-SP700N」。防滴仕様のうえ、ノイズキャンセリング機能も搭載する高性能モデルです

今回は、2万円台のちょっとお高めの完全ワイヤレスイヤホンを紹介しました。次回は、1万円台、そして1万円以下の機種を紹介します。合わせて、実際に使用してみてどの機種がよかったか、使い勝手やデザイン、音質についてのレビューも掲載します。お楽しみに!