NECソリューションイノベータは7月3日、Cylance Japanが同日より開始するCylanceマネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダ(MSSP)パートナープログラムのパートナーとして、NECネッツエスアイとともに「エンドポイント脅威対策サービス with CylancePROTECT」の提供を開始した。

新サービスは、NECソリューションイノベータが2016年9月より提供・保守を行う「CylancePROTECT」に、NECネッツエスアイの24時間365日対応のセキュリティオペレーションセンター(SOC)によるセキュリティ監視・運用サービスを組み合わせた。

  • 新サービスの構成イメージ

    新サービスの構成イメージ

これにより、マルウェア対策に関する一連の作業をトータルでサポートすることで、運用の負荷軽減を支援するという。

主な特徴として「運用代行」「ファイル解析」「運用レポート」の3点を挙げている。運用代行はセキュリティポリシーのメンテナンスなど、「CylancePROTECT」の運用に必要な作業を代行する。

ファイル解析では検知・防御のアラートを監視することで脅威の深刻度を通知。また、セキュリティ対策製品を運用する際に課題となる使用可否の判別が難しいファイルについて、セキュリティ対策の専門家が解析を行い、判断をサポート。

運用レポートに関しては、エンドポイントにおける脅威対策状況を見える化し、定期的に報告。ビジュアル化されたレポートにより、運用状況の確認や検知した脅威に関する情報、防御状態などの報告作業の負荷軽減を支援するという。

価格はBasicサービスで500クライアントの場合、税別で300万円/年(1クライアントあたり6,000円/年)~、今後3年間で10万クライアントの提供を目指す。