生活により身近なところでは、LINEのプロフィール画面に好きな音楽を設定できる「プロフィールBGM」機能が拡張され、LINEのトークルームにも好きな音楽を流せるようになります。この「トークルームBGM」機能は、2018年夏に提供を予定。
また、LINE MUSIC内で、ミュージックビデオの視聴が可能になります(公開は2018年秋を予定)。ビデオはプロフィール画面の上に流すこともできるため、友だちに見せたいミュージックビデオを設置するといった使い方もできます。
LINEでゲームを楽しんでいる方も多いでしょう。現状ではゲームタイトルごとのアプリのインストールが必須ですが、2018年夏には、LINEアプリ上ですぐにゲームを開始できる「LINE QUICK GAME」のリリースが予定されています。
LINE MUSICとのつながりで紹介があったのは、イベントのチケットを電子化するLINE TICKET事業(スタートは2018年秋を予定)。アーティストの公式アカウントを友だち追加することで、公演の検索、チケットの購入などがLINE内で完結する仕組みです。
「イベント事業のすべてのプロセスを対象に、LINEのサービスを提供できる。不正転売などの問題も解決できる」と枡田氏。音楽イベントを中心にはじめ、ゆくゆくはスポーツ、映画、舞台などの分野にもチケット事業を拡大していく予定です。
事業を開始してから7周年を迎えたLINE。今後は、独自のブロックチェーン技術を用いてユーザーが企業のサービスを評価する「LINEトークンエコノミー」構想によって、サービスのさらなる成長・拡大を図っていくとのことでした。