米Razerは6月28日、光学技術を利用した新スイッチを搭載するゲーミングキーボード「Razer Huntsman Elite」と「Razer Huntsman」の2モデルを発表した。日本国内での発売については近日中に発表される予定。

Razer Huntsman Elite

Razer Huntsman Elite

「Razer Huntsman Elite」は、新開発の光学式メカニカルスイッチを搭載するゲーミングキーボード。価格は199.99米ドル。

  • Razer Huntsman Elite

光学技術を利用したオプトメカニカルスイッチは、キーを押すとスイッチ内で赤外線が操作を正確に検出するほか、1.5mmのアクチュエーションポイントにより、従来のクリック式メカニカルスイッチよりも30%高速に動作するとしている。押下圧は45gで、スイッチの寿命も長く、最高1億回のストロークが可能。

  • 新開発の光学式メカニカルスイッチ

また、専用のメディアコントロールと多機能デジタルダイヤルを装備し、ユーティリティの「Razer Synapse 3」を使うことでプログラミングも可能。キーバインド、マクロ、ライティングエフェクトなどを自由にカスタマイズできる。

バックライトは1,680万色でカスタマイズでき、リストレストとアンダーグローライティング部(全24カ所)の発光制御も可能。リストレストはレザー製で、マグネットにより脱着できる。

そのほかにも、クイックマクロ記録機能、10キーロールオーバー、アンチゴースト機能などを搭載。内蔵メモリとクラウドのハイブリッドストレージに対応し、オンラインでもオフラインでもプロファイルを読み込める。プロファイルは5つまで保存が可能。

Razer Huntsman

「Razer Huntsman」は、オプトメカニカルスイッチ採用のシンプルモデル。価格は149.99米ドル。オプトメカニカルスイッチ関連はほぼ共通の仕様となっており、相違点は専用メディアコントロール、多機能デジタルダイヤル、リストレストなどが省略されていること。