NTTドコモ(ドコモ)、KDDI(au)、ソフトバンクの3社は6月21日、携帯電話番号でメッセージを交わせるサービス「+メッセージ」のiOS版を提供開始した。3社は5月9日にAndroid版を先行してリリースしており、遅れてiOS版も提供するはこびとなった。

Android版「+メッセージ」については、レビュー記事『「+メッセージ」最速レビュー、LINEとの違いは?』もぜひご一読いただきたい。

  • +メッセージ

    余談だが、さっそく「+メッセージ」をダウンロードしてみた筆者。連絡先と同期させたが、まだ一人も「+メッセージ」を利用していなかった……

ドコモユーザーはNTTドコモのWebサイトから、auユーザーとソフトバンクユーザーはApp Storeから、「+メッセージ」アプリをダウンロードする。

「+メッセージ」は、3キャリア合同で5月9日にリリースしたメッセージアプリ。携帯電話番号宛てに、チャット形式でメッセージ(最大全角2,730文字まで)や写真、動画を送れる。対応OSはiOS 9.0以降、Android 4.4以降。

なお6月21日現在、ソフトバンクはAndroid版「+メッセージ」の配信を一時的に停止中。ソフトバンクのAndroidユーザーは当初、「SoftBankメール」アプリをバージョンアップすると「+メッセージ」アプリを利用できたが、そのときユーザーが誤って「SoftBankメール」を初期化し、これまでの送受信メールをすべて消してしまう事例が相次いだためだ。ソフトバンクは今後、「+メッセージ」と「SoftBankメール」をそれぞれ別のアプリとして配信していく。なお、6月21日の時点で配信再開の時期はアナウンスしていない。

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    今後は「SoftBankメール」と「+メッセージ」を独立して提供していく