ポータブルオーディオの世界でも日々新たな出来事が起きています。いま特に賑やかなのは、ワイヤレスオーディオとハイレゾのまわり。ハイレゾの「音質」は、アーティストの演奏した音楽をありのまま、リアルにユーザーの耳元で再現することを目指して、進化を続けています。かたやワイヤレスオーディオのほうも、接続の安定性やバッテリーのスタミナ、ハンドリングの手軽さなどがどんどんとブラッシュアップされてきました。
ハイレゾの老舗からふたつの新しいポータブルオーディオプレーヤー
Astell&Kern(アステル・アンド・ケルン)はオーディオの最先端で起きているトレンドをいち早く吸収しながら、プレミアムなハイレゾ対応のオーディオ製品を展開しているブランドです。ハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーについては、2012年に発売された銘機「AK100」を筆頭に、いつの時代も最先端をリードしています。
そのAstell&Kernから、最新世代のハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーがこの夏に発売されます。発表された製品の詳しい内容を紹介しましょう。
「A&futura / SE100」は、6月中旬に発売予定の新製品。価格はオープンですが、日本で販売を取り扱うアユートの直販サイト「アキハバラe市場」の直販価格は219,980円(税込)になる見込みのハイエンドモデルです。
もう一つの新製品は「A&norma / SR15」というスタンダードクラスのモデルで、こちらは7月下旬の発売を予定。直販サイトの販売価格は99,980円(税込)を見込んでいます。
大きいほうのA&futuraは5.0型のタッチ液晶を搭載。質量は約241gと、片手で持ちながらの操作も快適です。操作感についてはよりコンパクトな3.3型のタッチ液晶を搭載するA&normaも上々。質量は約154gです。