アフレルは、生産制御工学や産業機械を学ぶ高等教育機関や、ものづくりの現場でロボットアームの制御を実践的に学ぶ職業訓練校を対象とする教材を発売した。ロボットアームとしてDOBOT Magicianを使用し、Microsoft Visual C#による制御を学ぶことができる教材となっているという。
DOBOT Magicianは、中国・Shenzhen Yuejiang Technology社の製品で、500gのコンパクトなボディに4軸制御で0.2mmの稼働精度を備え、ツールヘッドを付け替えることによりグリッピング、ピックアップ、Writing&drawing、Teaching&Playback、3Dプリンタなどの機能が体験できるデスクトップサイズの汎用ロボットアーム。従来のロボットアームは1台数千万円という高価なものが多いが、同製品は豊富な機能を備えた上で、1台20万円以下での提供となっているという。
同製品の発売を記念し、アフレルでは7月31日までキャンペーンを実施している。ロボットアームDOBOT Magician Standard Versionまたは、Educational Versionとオリジナルテキスト、学習に必要なWebカメラとトランプを全てセットにし、指導者や学生が授業、研究室などですぐに導入できるセット商品が期間限定の特別価格で販売されるということだ。価格は「DOBOT Magician Standard C#画像処理プログラミングセット」が通常16万2,000円のところ15万6,600円、「DOBOT Magician Educational C#画像処理プログラミングセット」が通常19万9,800円のところ19万4,400円(いずれも税込)となっている。
また、アフレルでDOBOT Magician Standard Version、またはDOBOT Magician Educational Versionを購入すると、多数のサンプルプログラムと解説動画で、画像認識からロボットアームを動かすまでの一連の制御について直感的に理解できるオリジナルテキストを利用することができる。段階的でバリエーション豊かな課題に取り組むことで、プログラミング制御基礎から応用・発展までを学習できるということだ。
なお、購入や詳しい内容については、アフレル カスタマーセンターへ問い合わせてほしい、ということだ。