大阪芸術大学(以下、大芸)は、アストロデザインとの間で新しい8K技術を用いた映像表現コンテンツの制作における協力体制を築き、継続的に様々なコンテンツ制作に取り組む産学共同研究を行なうことを発表した。

  • HDR対応8Kレーザープロジェクターでの投影

    HDR対応8Kレーザープロジェクターでの投影

8Kは、映画上映や放送などでの利用を想定している、解像度の高い次々世代の映像規格。映像を表示する画素数は、地上デジタル放送で使われるフルハイビジョンの16倍、4Kの4倍という高精細な映像が楽しめる。

大芸は5月21日、このたびのアストロデザインとの産学共同研究に関して、大芸スカイキャンパス(あべのハルカス24階)において、アストロデザインとの調印式を実施するとともに、参列者に対して最先端の8Kカムコーダーや、HDR対応8Kレーザープロジェクターでの投影、70インチモニターでの8K映像の再現、共同で作り上げた試作映像など上映するなどのデモンストレーションを行った。

  • 調停式

    調停式

今後、大芸にはアストロデザインから最新鋭の8K映像機材が導入され、同大において撮影から編集、放送にいたるまでの映像表現を写真や映像、放送学科だけでなく、音楽や美術、工芸、舞台芸術など多様な学科の協力体制をしくとしている。