スマホやタブレットは、タッチパネルを使って自由に文字や絵が描けるので、落書きにも使えます。しかし、AR時代の落書きはひと味違います。なんと、目の前の空間に立体的に落書きができてしまうのです!

近未来を感じさせる異色のアプリが、Graffityの「GRAFFITY - ARビデオ通話 -」(無料)。アプリを起動すると背面カメラが捕らえた光景が現れ、画面をなぞればその場に絵や文字が描き込めます。ARの技術を用いたGRAFFITYならではといえるのが、2次元の平面ではなく3次元の空間に描けること。奥行きの情報も持っているため、描いた落書きを横方向から見れば見え方が変わり、一歩下がった状態で描き込めば手前に落書きすることも可能です。

  • 壁の前に落書きしたところ。一見すると、ただの落書きアプリのように見える

  • その場でしゃがむと、先ほどの落書きが立体的に表示された! 自分が動けば、さまざまな見た目に変化するのが面白い

  • 落書きは2次元ではなく3次元の情報を持っており、奥行きがあるのがとても面白い。知り合いとチャットすると大いに盛り上がりそうだ

ユニークなのが、このアプリをインストールした友人とリアルタイムでお絵描きのチャットができること。同じ空間を使ってお互いに落書きできるのは新鮮な体験なので、ぜひ知り合いと試してみてください。