芝浦工業大学(芝工大)は、ジャイロ制御による低速時の自転車転倒防止システムを開発したと発表した。

同成果は、芝浦工業大学理工学研究科の古川修 特任教授をリーダーとした教員・学生のプロジェクトチームによるもの。同成果は、3月19日に芝工大大宮キャンパスにて開催された「産学官連携研究交流会」にて展示された。

  • 自転車転倒防止システムの試験機 (出所:芝工大Webサイト)

同システムは、低炭素社会を目指すさいたま市が低炭素型パーソナルモビリティの普及を目指す中で、プロジェクトチームが市から委託を受ける形で、栄精機製作所(川口市)の協力を得ながら研究開発を続けてきたもの。

フライホイールを高速回転させることでジャイロモーメントを発生させて、低速走行時での転倒防止機能を備えるほか、さらにその回転軸の振れ回し制御を行うことで、傾いた状態から垂直に戻す機能も実装されている。

現在は実験機のため大きな機構となっているが、最終的には2~3kg程度とし、既存の自転車に搭載することができる装置として、2020年の製品化を目指すとしている。