R11sの本体スペックとパフォーマンスについて、簡単にまとめます。

本体サイズはW75.5×D7.1×H155.1mm、重量は153g。ディスプレイはアスペクト比18:9の縦長6.01型AMOLEDを採用し、解像度は2,160×1,080ピクセルです。CPUはオクタコアの「Qualcomm Snapdragon 660」。4GBのRAMと64GBのストレージを搭載し、MicroSDスロット(最大256GB)を利用可能です。アウト側のロゴの上に指紋認証センサーを装備しています。

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    R11sの化粧箱を開けたところ。本体はフィルムで包まれています。本体の下にACアダプタやイヤホン、取扱説明書、カバーなどを同梱しています

バッテリー容量は3,205mAhで、独自の急速充電機能「VOOC」に対応。同梱の専用ケーブルとアダプタを使うことで、たった5分の充電で2時間の通話が可能です。これは初めて試したときには、初期不良かとびっくりしたほど。出かける前、充電忘れに気付いたときなどに大変重宝しそうです。

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    内容物一覧。左から重要情報ガイド(各国語対応)、クイックガイド(日本語)、イヤホン、SIMスロット用ピン、本体、カバー、USBケーブル、ACアダプタ

OSは、Android 7.1.1をベースにした独自OSの「ColorOS 3.2」です。iOSライクな作りなので、iPhoneからの乗り換えには向いていると感じました。Android端末からの乗り換えの場合はやや取っ付きにくいかもしれませんが、iPhoneに乗り換えるよりは感覚的に扱えると思います。

通信機能は、SIMロックフリーのデュアルSIM対応で、Nano SIMカードスロット×2基を搭載。Bluetooth 4.2およびIEEE802.11 a/b/g/n/acに対応します。

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    右側面

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    左側面

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    天面

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    底面

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    右側面のSIMスロットを空けたところ。すぐ下にもう1つ備わっていて、ダブルSIMとして利用できます

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    カバーが標準で付属するのも嬉しいところ。装着した様子です

最後にベンチマークテストの結果です。ベンチマークプログラムには「AnTuTu Benchmark」を使用しました。

総合値が130,000を超え、CPUは60,000弱、3D描画性能をチェックするGPUも安定して30,000超をマーク。基本性能が高く、ゲームなど負荷の高い処理にも強いことが分かります。プロセッサのSnapdragon 660はミドルレンジ向けの位置付けですが、旧世代と比較して性能アップが著しく、ミドルレンジスマホのパフォーマンスを底上げするとして注目されていますね。

なお、AnTuTu BenchmarkはVersion7で評価項目の見直しが図られているため、Version6以前でテストした過去のモデルとは単純に比較できなくなっている点に注意してください。

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    AnTuTu Benchmarkのベンチマーク結果。3回計測した平均値