最大の特徴としてアピールしているのが、カメラ機能です。HUAWEI Mate 10 Pro、HUAWEI P10という上位機種では、ドイツの老舗カメラメーカー、ライカとの協業によるカメラを搭載していますが、nova 2のカメラにはライカの技術は投入されていません。
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nova 2はデュアルカメラを採用
それでも、最近では一般的になったデュアルカメラはきっちり搭載。約1,200万画素、800万画素という2つのセンサーを備えています。1,200万画素側が標準レンズ、もう一方の800万画素側が望遠レンズ(2倍)です。
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カメラのUIは、ほかのファーウェイ端末と同じです
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右にスワイプすると表示される撮影モード
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左にスワイプすると撮影設定
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「プロ写真」モードでは、ISO感度やシャッタースピード、露出、AF、ホワイトバランスを設定できます
撮影時、画面に表示される「1.0X」のアイコンをタップすると、広角レンズに切り替わり、「2.0X」のタップで標準レンズに戻ります。
1倍で撮影した写真と2倍で撮影した写真。2倍側はセンサーやレンズ性能のせいか、画質の劣化が見られます。とはいえ、パソコンに転送するなどして、等倍表示で見なければわからない程度といってよいでしょう。コンビニでプリントしたり、写真の大きさを縮小してSNSに投稿したりするぶんには、どちらも見栄えのよい写真です
カメラのUIはファーウェイ端末共通のもの。左右のフリックでモード切替や設定画面が表示される点が独特ですが、それさえ覚えればシャッターボタンを押して撮影するだけです。
UIの上部には、フラッシュ、ポートレート、アニメーション写真の切替ボタンが配置されています。ポートレートは、その名の通り人物を撮影するのに適したモードで、画角を2倍望遠側に固定した上で、ビューティーレベルとアパーチャレベルの設定が追加される仕様です。
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ポートレート設定にすると、ビューティーレベルとアパーチャレベルの設定が可能に
ビューティーレベルは、被写体の顔を検出して、10段階で肌のなめらかさなどを適用して撮影してくれる機能。極端なことはしていないようで、最大にしてもそれほど違和感はありません。アパーチャレベルは、2つのカメラで被写体までの距離を測定して、その前後をぼかす機能。キレイなボケを作ってくれるので、被写体が浮かび上がるような効果が得られます。
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ビューティーレベルとアパーチャのレベルをそれぞれ最大にしてみました。人形の顔を認識していますが、さすがに人形だとビューティーレベルの効果は出づらいですね。傾向としては、肌の白さを強調するように顔の明るさを調整しつつ、質感もなめらかになるようです
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こちらはアパーチャレベルを0にしたもの。アパーチャレベルは撮影後にも変更できます。さらに、ピント位置も自由に変えられるのが嬉しいところ
アパーチャレベルは、上位機種ではワイドアパーチャなどと呼ばれている機能と似ており、ポートレートだけではなく、花や小物、料理など、色々な撮影で役に立ちます。ポートレート以外でも、積極的に活用したい機能です。
もうひとつ、アニメーション写真は、シャッターボタンを押した前後の約1秒を動画として記録する機能。撮影前後の様子を動画で見るのは、意外と楽しいものです。また、シャッターチャンスを微妙に逃した場合に、動画から静止画を切り出すといった使い方もあるでしょう。
写真の画質は、全体的にシャープネスが強めでややノイジーですが、スマートフォンのカメラとしては必要十分といえます。なお、インカメラは2,000万画素と、メインカメラ(1,200万画素、800万画素)よりも高画素で、インカメラによるセルフィー需要を重視したものです。もちろん、インカメラにもポートレートモードがあり、ビューティーレベルなどを適用できます。
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晴天の屋外で撮影すると、色ノリがよく鮮やかな写真となります
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手ブレ補正がないせいか、ISO感度を高めにしてシャッタースピードを1/20秒くらいはキープするようにしている印象。ノイズ処理は際立ったものではありませんが、肉感はよく出ていますね
