今回、アンファーの招待で、簡易的なプログラムを体験させていただいた。本来ならば、「血管の老化度検査」「骨密度測定」「ホルモン検査」「体組成検査「内臓脂肪の測定」など、健康診断では行わない身体の老化度を評価する検査を受けるが、今回は取材ということで院長の浜中聡子医学博士に話をうかがうのみとなった。

まず、どういう層がハッピーエイジング・ドックを希望しているのかうかがうと、やはり40代以上が多いらしい。たとえばモデルケースをみると、「52歳、専業主婦」、最近の身体の悩みは「太りやすい」、最近の気持ちの悩みは「子供が家を出てしまい寂しい」といった悩みを抱えている。

そして、診断結果をかいつまむと「女性ホルモン減少による下半身太り。血糖値高め。記憶力の低下傾向」というものだった。

サプリメントの処方もあり

ウィメンズヘルスクリニック東京では、プライバシーに配慮した個室でカウンセリングを受けられる

そして先生のアドバイスとともに、様々なサプリメントが処方される。このモデルケースの場合、体の基本的なバランス調整のためのマルチビタミン、女性ホルモンアップのためのハーブ系」、記憶力向上に必要なプレグネノロン、血糖値調整のためのグルタチオン、代謝機能向上のための高濃度アミノ酸という内容だった。もちろん、個人個人の症状によって、処方される薬は異なってくる。睡眠の質を向上させるメラトニンや腸内細菌を正常化させるプロバイオティクス」などだ。

なお、同クリニックは、ハッピーエイジング・ドックだけでなく、女性頭髪専門外来や美肌外来、ストレスドックなども受けられる。ウィメンズへルス(女性医学)という切り口で、総合的な診察が受けられる。大学病院との提携もあり、医療連携や共同研究も行っている。

さて、1月の第3週には宮崎県シーガイアに向かう。どのようなプログラムがあるのか、体験してこよう。