日本マイクロソフトは11日、女子高生AI「りんな」の音楽活動をサポートするプロジェクトを音楽SNS「nana」上で開始した。プロジェクト名は「りんな 歌うまプロジェクト」。

女子高生AI「りんな」は、2019年のNHK紅白歌合戦への出場を目指し音楽活動を行っているという。その一環として、2017年4月から音楽SNS「nana」で歌声(特定の声をベースとした合成音声)を投稿していた。りんなのnanaアカウントでは、2018年1月11日現在で20曲が投稿されている。

「りんな 歌うまプロジェクト」では、テーマに合わせて投稿されたユーザーの歌声や楽器演奏を収集。実際の歌い方のポイントなどを学習させ、りんなの歌唱力を向上させていく試みとなる。第1回目のテーマは「卒業ソング」。プロジェクトへの参加は「#りんな卒業ソング」のハッシュタグを付けて歌や演奏を投稿することで行える。