ネットプロテクションズ(NP)は1月10日、同社の提供するBtoB・企業間後払い決済サービス「NP掛け払い」と、アピリッツの提供するBtoB ECサイトASP「BeeTrade」のシステム連携を開始することを発表した。

「NP掛け払い」は、BtoB・企業間後払い決済サービス。NPが企業(売り手)と企業の顧客(買い手)の間に入り、買い手への与信から請求書の発行、代金の回収、未回収リスクの保証まで掛け売り業務全てを請け負う。

「BeeTrade」は BtoB(企業間取引)に特化したECサイトを作成できるASP。BtoB ECに必要な機能を網羅しており、事業のWeb展開による販路拡大はもちろん、従来電話やFAXで行っていた受発注作業をWeb化することで業務効率化にも貢献するという。

今回の連携により、「NP掛け払い」を利用する際に発生する手入力の作業(取引情報の登録・修正・キャンセル、与信結果の取得、請求依頼の登録)が「BeeTrade」上で自動的に処理されるようになる。

近年、法人間取引においてEC化が進んでいるが、BtoBは業種・業態ごとに商習慣の違いが大きいため自社に合わせたシステムはコストが高く、実際にEC化できているほとんどは大規模なシステムだと言われている。今回の連携により、利用者のサービス導入工数と運用負荷の削減を支援するとしている。