Surface Book 2・実機レビュー - 第8世代Intel Coreに、従来比最大5倍のグラフィック性能

画面には、13.5インチPixelSenseディスプレイ(3,000×2,000ドット、267ppi、3:2、グレア、タッチパネル)を採用。フロントには1080p HDビデオに対応した500万画素カメラ、リアには1080p HDビデオに対応したオートフォーカス機能付き800万画素カメラが搭載されている。

またディスプレイ上部には、Surfaceシリーズでおなじみの赤外線カメラを利用したWindows Hello顔認証カメラを内蔵。パスワードを入力することなく、ディスプレイを覗き込むだけでOSのロック解除が可能だ。

本体天面。オートフォーカス機能付き800万画素カメラは右側に寄せられている

本体底面。手前と奥に幅ぎりぎりの樹脂製の足が装備されており、テーブルの上に安定して設置可能だ

本体ケースはマグネシウム合金製で、色はシルバーのみ。Surface Proシリーズではキーボードカバーの「Type Cover」でさまざまなカラーリング、手触りを楽しめるが、Surface Book 2にはそのような遊び心はない。もしカラーリングを変えたいのなら、Amazonなどの通販サイトで販売されているスキンシールを購入しよう。

本体前面。左から電源ボタン、ボリュームボタン。ディスプレイを開けやすいように中央には隙間が設けられている

本体背面。蛇腹のようなヒンジは、意外なほど軽い力で角度調整可能だ

本体サイズはW312mm×D232mm×H15～23mm、重量は約1,630g。ちなみにキーボードドックをはずした際の実測重量は約709.5g。外部グラフィックスを内蔵しているキーボードドックが総重量の半分以上を占めているわけだ。

インタフェースはUSB 3.1 Type-A×2、USB Type-C×1、SDメモリーカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック、SurfaceConnect(充電、Surfaceドック用端子)×2、通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。つまりMini DisplayPortがなくなり、USB Type-Cが新たに採用されたわけだ。