ON Semiconductorは、同社が提供するIoT開発キット(IDK)プラットフォームの機能拡張を可能とする新たなボード(シールド)2種類を発表した。

1つ目は、Bluetooth Low Energy(BLE)シールドで、マルチプロトコルBluetooth 5 認定済み無線SoC「RSL10」を搭載することで、低電力IoTセンサネットワークで求められる、小型でコスト効率が高いエンド製品の設計を可能とした。

2つ目は、スマートパッシブセンサ(SPS)シールドで、環境発電により、同社のバッテリ不要ワイヤレスセンサが計測した温度、湿度、圧力データをメンテナンスフリーで捕捉することを可能とするものとなっている。

また、IDKシールドは、回路図、PCBレイアウト、ガーバーデータファイルを含む包括的な資料とともに供給されるため、設計コンセプトから開発、生産に向けた迅速な移行が可能だという。

  • ON SemiconductorのIDK

    ON SemiconductorのIDKの活用イメージ