働き世帯にとって、子どもやペットが留守番するとき、家の様子が気になりますよね。「スマ@ホーム」システムは、ホームユニットをハブにして、さまざまなカメラやセンサーを接続できるホームセキュリティシステム。その中から、手が空いたときにスマートフォンでサッと家の中を確認できる「屋内スイングカメラ」のデモが行われました。2017年10月に登場したばかりのものです。

  • ペット用の「屋内スイングカメラ」登場!

  • 手持ちのスマートフォンを使用します

パナソニックの屋内カメラとしては、2016年10月に「おはなしカメラ」がすでに販売されています。こちらは3つのボタンに電話番号を登録でき、ワンタッチで呼び出せるという、主に子ども向けの製品でした。

対して「屋内スイングカメラ」は、呼び出し機能はありませんが、左右360°、上下約90°を見渡せる首振り機能を搭載しています。スマートフォンで操作して、よく動くペットも自在に確認できる、ペット向けのカメラです。上下にも動かせますので、キャットタワーなどに登ったネコも、カメラで追いかけられます。外出中も、「1時間ごと」といった設定で、定期的に部屋の様子を録画しておけば、あとから見ることもできます。

ペットがいる場所がだいたい「ココとココ」と決まっているのなら、事前に好きな場所を4カ所登録しておけます。「ソファ」「ケージ」などと名前をつけて登録しておけば、ワンタッチでカメラを向けられて便利ですね。また、温度も確認でき、カメラ周辺の温度が設定した範囲を超えた場合は、スマートフォンに通知されるのも心強いところです。

  • 「スマ@ホーム」の仕組み。ハブを中心にして、カメラやセンサーを必要なものだけ買い足せます

  • 屋内スイングカメラはペットの見守りにぴったり

  • 専用アプリで家の中を確認。見たい方向の矢印を押し続けるとその方向にカメラが動きます

  • 音声をあらかじめ録音して、外出先から流すこともできます

  • 4カ所、場所を登録しておけるのも便利ですね!

通信方式はDECT準拠方式なので、電波が干渉しにくいのも特徴です。カメラ、センサーなど組み合わせて家の中も外も見守れるので、組み合わせて使えばさらに安心ですね。なお、機材の購入費用やインターネット接続に関わる料金はかかりますが、別途セキュリティに関する定額費用などは不要です。

ユニークで実用的な見守り家電、欲しいリストに仲間入り

今回、除菌・脱臭ができる「ジアイーノ」と、ペットの見守りに最適な「屋内カメラ」を実際に使うことができました。

ジアイーノは、家族の健康にも直結する空気をとことんキレイにする新しい空気清浄機で、実際に効果を体感して驚きました。デモを見るまで、次亜塩素酸と聞いて怖い感じがしましたが、すでに病院などで使われており、乳幼児のいる家庭でも安心とのことで、欲しくなりました。子どもが受験のシーズンに、ぜひ導入したいです。

「屋内スイングカメラ」もペットがいる家庭におすすめです。「屋内スイングカメラ」を設置しておけば、かわいいペットの様子や部屋の温度などもわかるため、出かけていても安心できるのではないでしょうか。スマートホームシステムは海外では急速に普及が進んでいるので、今後は日本でも注目度が高まりそうです。コンパクトで取り付けも簡単なので、ぜひ家電量販店等で実機をご覧くださいね。