東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は、ハイパーカミオカンデ計画の推進を目的とする「東京大学次世代ニュートリノ科学連携研究機構」の発足式を、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設 (岐阜県飛騨市) で実施した。

式典参加者、関係者による集合写真 (c)次世代ニュートリノ科学連携研究機構)

同研究機構は、東京大学の宇宙線研究所、Kavli IPMUおよび大学院理学系研究科の3部局が協力し、ニュートリノ研究や実験技術開発を通し、同研究分野の未来開拓を行うことを目的として2017年10月1日に発足した。特に、基幹設備となるハイパーカミオカンデ計画の推進を目的とし、将来ハイパーカミオカンデが実現した場合にはスムーズに研究が進められるように、「理論と実験・観測が強く連携した研究体制の構築」と「世界の中心となるニュートリノ研究拠点の創設」を目指している。