サムスン電子ジャパンは11月1日、OSにWindows 10 Proを搭載した2in1タブレット「Galaxy Book」シリーズを日本市場に投入すると発表した。10.6型の「Galaxy Book 10.6」と12型の「Galaxy Book 12.0」をそろえ、11月中旬に発売する。価格はオープン。

「Galaxy Book」シリーズ

いずれも第7世代Intel Coreプロセッサを搭載。ディスプレイとして「Galaxy Book 10.6」は、1,920×1,280ドットのTFT液晶、「Galaxy Book 12.0」は2,160×1,440ドットのsAMOLEDを採用する。

1.5mmのキーストロークを確保した着脱式のキーボードカバーに加えて、スマートフォンの「Galaxy」でもおなじみのSペンが付属。4,096段階の筆圧検知対応のペン入力をサポートする。

また、独自ソフトウェア「Samsung Flow」によって、。Galaxy Bookと互換性のあるスマートフォンの同期が可能で、通知の受信、データ送信を行える。さらに「Samsung Pass」に登録することで、スマートフォン側の生体認証データ(虹彩認証、指紋認証)で、Galaxy Bookにログインできる。

「Galaxy Book 10.6」の主な仕様は、CPUがIntel Core m3-7Y30(2コア/2.6GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB eMMC、グラフィックスがCPU内蔵、ディスプレイが10.6型(1,920×1,280ドット)液晶、OSがWindows 10 Pro。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1 BLE。インタフェースがUSB 3.1 Type-C×1、3.5mmイヤホンジャック。フロントに500万画素のカメラを搭載する。バッテリー駆動時間は動画再生時で9時間、本体サイズはW179.1×D261.2×H8.9mm、重量は649g。

「Galaxy Book 12.0」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-7200U(2コア/3.1GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB eMMC、グラフィックスがCPU内蔵、ディスプレイが12型(2,160×1,440ドット)sAMOLED、OSがWindows 10 Pro。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1 BLE。インタフェースがUSB 3.1 Type-C×2、3.5mmイヤホンジャック。フロントに500万画素、リアに1,300万画素のカメラを搭載する。バッテリー駆動時間は動画再生時で11時間、本体サイズはW199.8×D291.3×H7.4mm、重量は754g。