モトローラ・モビリティ・ジャパンは10月26日、Androidスマートフォン「Moto Xファミリー」の第4世代モデル「Moto X4」を発表した。デュアルカメラを搭載した上位モデルという位置付けで、スーパーブラックが10月27日、スティーリングブルーが11月2日に発売する。Motoストアでの販売価格は53,800円(税別)。

Moto X4は、ガラスとメタルを組み合わせたスタイリッシュなデザインのAndroidスマートフォン。ディスプレイに5.2インチのフルHD IPS液晶を採用する。

スティーリングブルー

スーパーブラック

カメラの機能に、画面に写った建物などを検出して、その情報を表示する「スマートカメラ」を追加。、例えば東京スカイツリーにカメラを向けると、東京スカイツリーに関する情報を提供する。

建物を認識するとピンのマークが表示される

アウトカメラはデュアル構成で、メインカメラの有効画素数は1,200万画素で、F値は2.0。サブカメラは画角120度の広角レンズで、有効画素数は800万画素、F値は2.2となっている。撮影した写真のボケ具合を加工できる「Selective Focus」機能を備えるほか、動画撮影では、4KウルトラHD動画(30fps)撮影にも対応する。

インカメラの有効画素数は1,600万画素。「アダプティブ低光量モード」を利用することで、暗所でも高品質な自撮り写真が撮れるとしている。

2つのカメラが背面についている

複数のBluetoothスピーカーやヘッドフォンと同時に接続できるワイヤレスサウンドシステム機能を搭載。最大4台までのデバイスと接続し、同時に音楽を流せる。

手首をひねってカメラアプリを起動したり、端末を振り下ろしてライトを点灯させたりできる「Motoエクスペリエンス」を利用できる。また、2つのSIMを同時に取り付けられるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)をサポートする。

4つのスピーカーと接続して同時に音楽を流せば、かなりの大音量となる

このほか、主なスペックは以下の通り。

  • OS: Android 7.1.1(Android Oへのアップデートが保証)
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 630(オクタコア、2.2GHz)
  • 内蔵メモリ: 4GB
  • ストレージ: 64GB
  • 外部ストレージ: microSDXC(最大2TB)
  • サイズ: 約W73.4×H148.4×D7.99mm
  • 重量: 約163g
  • ディスプレイ: 約5.2インチ IPS液晶
  • ディスプレイ解像度: 1,920×1,080ピクセル(フルHD)
  • アウトカメラ: 約1,200万画素+約1,600万画素
  • インカメラ: 約1,600万画素
  • バッテリー容量: 3,000mAh
  • 防塵・防水 : IP68相当
  • Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n
  • Bluetooth: 4.2
  • 指紋認証センサー: 搭載
  • カラーバリエーション: スーパーブラック、スティーリングブルー