デュアルカメラは双方ともf1.6のLEICA SUMMILUX-Hレンズを採用

続いてカメラ機能。Mate 10とMate 10 Proのリアカメラは、Mate 9同様のデュアルレンズカメラで、仕様はどちらも同じ。レンズにはデュアルカメラ双方ともf1.6の新LEICA SUMMILUX-Hレンズを採用しており、双方とも光学手ブレ補正に対応。イメージセンサーには、1,200万画素のRGBセンサーと2,000万画素のモノクロセンサーを採用している。

【左】メインカメラは、デュアルレンズカメラとデュアル映像処理プロセッサ、AIエンジンにより進化したという。【右】デュアルカメラは双方ともf1.6の新LEICA SUMMILUX-Hレンズを採用し、光学手ブレ補正にも対応。イメージセンサーは、1,200万画素のRGBセンサーと2,000万画素のモノクロセンサーを採用している

【左】夜景もクッキリと鮮やかに撮影できる。【右】明るいところと暗いところが混在するような場合でも、飛んだり暗く沈んだりせず撮影できる

映像処理プロセッサ(ISP)も2基を備え、優れた画像処理能力を実現。ほか、位相差、コントラスト、レーザー、空間認識による4-in-1ハイブリッドフォーカス機能による高速なオートフォーカス、マルチレベル動体検知、暗い場所でも鮮やかな撮影が可能なローライト撮影機能などによって、どのような場面でも鮮やかな写真撮影が可能と説明。例えば、逆光のシーンでも人物を鮮やかに表現したり、薄暗い場所でも動く被写体をブレなく撮影できるという。

そして、1億枚以上の写真を解析して学習したAI機能と、高速な処理が行えるKirin 970のNPUによって、撮影状況や被写体をリアルタイムに判断し、常に最適な撮影モードで撮影できるとも。ポートレート、花、フード、犬、猫など、13種類のシーンがAI機能で自動的に選択されるとのことで、常に失敗のない美しい写真が撮影できるとした。また、美しい背景ボケでセルフィー撮影が行える「AI Selfie」機能や、8倍デジタルズームでもクオリティを保って撮影できる「AI Zoom」機能なども搭載する。

【左】モノクロ写真も高精細に撮影。【右】映像処理プロセッサを2基搭載し、映像処理やオートフォーカスが高速で、動体撮影や低照度撮影もクッキリ

【左】逆光のシーンでも人物が鮮やかに撮影できている。【右】薄暗いシーンでも、動く被写体を動体ブレすることなく撮影できるという

【左】1億枚を超える写真を解析して学習したAI機能で、被写体に応じた最適な撮影モードをリアルタイムに判断。【右】被写体をAI機能で判断し、最適な撮影モードを自動で割り当てる

【左】13種類の撮影モードが自動的に判断されて割り当てられるという。【右】美しい背景ボケでセルフィー撮影が行える「AI Selfie」機能

8倍デジタルズームでもクオリティを保って撮影できる「AI Zoom」