F1 2016(グラフ22~24)

Codemasters
http://www.codemasters.com/game/f1-2016/

冒頭でもちょっと書いたが、今回ThreadRipper 1950Xが動かなかった唯一のゲームがこちらである。実際にはUMAだと確かに動作しないのだが、NUMAにしたらあっさり動いてしまい、しかも性能もそう悪くなかった。ということで今回Legacy Compatibility Modeは試していない。

また、Radeon RX Vegaのレビューの際にも書いたが、データ処理の方法を間違っており、前回のグラフは3つとも正しくない。ということで、今回の結果が正しいものである。お詫びして訂正したい。

ということで結果。まずAverage(グラフ22)を見ると、2560×1440pixelあたりまではIntel系とAMD系で明確にフレームレートが分離しており、特にFull HDでは10fps近い差がある。ただ逆に高解像度になると差はなくなっており、4Kあたりではもうどれでもいいという感じである。

最大フレームレート(グラフ23)も最小フレームレート(グラフ24)も傾向は同じで、しいて言えば最小フレームレートでは2560×1440pixelでも5fpsほどの差があるのは、平均フレームレートよりやや差が拡大している可能性がある。ただ、おおむねRyzen 7 1800Xと比較しても見劣りしない程度の性能をThreadRipperが確保できているのは間違いない。