続いての注目製品は、BOSSブランドから発表された2つのコラボレーション製品だ。アングリードライバー「JB-2」は、同社のコンパクト・エフェクター40周年を機に、BOSSと米国JHS Pedalsと共同開発したドライブ・ペダル。BOSS BD-2 Blues DriverとJHS Pedals Angry Charlieをベースとした2つの回路が搭載されており、その2つのサウンドのドライブ、トーン、レベルを、3系統の2軸式ノブで個別に調整可能なよう設計されている。BOSSとJHS Pedalsのサウンドを1つのペダルで実現する「JB-2」は、さらにギタリストの表現の幅を広げてくれることだろう。

「JB-2」では、6つモードが用意されており、BOSS、JHS Pedalsそれぞれの単独サウンドに加え、直列・並列接続の設定も行えるため、より多彩なサウンドメイキングに対応する。10月14日発売予定で、価格はオープンプライス(市場予想税込価格22,000円前後)

発表会イベントでは、数々のビックアーティストのツアーサポートやレコーディングでギターをプレイするギタリスト・山崎淳氏による、「JB-2」のサウンドチェックと、デモンストレーションが行われた

2つ目は、NAMM Show 2017でもお披露目され話題となったスウェーデンのギター・ブランドStrandbergとのコラボレーションギター「V-BDN」(VG-Strandberg)だ。同製品では、革新的な次世代ギター"Strandberg Boden J Standard(6弦仕様)"をベースに、BOSSの最新V-Guitarテクノロジーで完全カスタマイズ。レギュラー・チューニング、半音下げ、1音下げ、ドロップD、ドロップC♯、ドロップCまでの6種類をツマミ1つで切り替えできるほか、さらにモードつまみと5ウェイ・スイッチの切り替えにより、合計20種類のサウンドで演奏ができる。独特なネック形状や斬新なボディーシェイプから漂う近未来感そのままに、従来ではなしえなかったギター・サウンド/パフォーマンスが実現可能となっている。

BOSSとStrandbergによるコラボギター「V-BDN」は、新世代のギタリストにベストマッチする表現力と最先端のサウンドを提供する。なお、V-BDNは限定生産モデルとのこと。11月発売予定で、価格はオープンプライス(市場予想税込価格465,000円前後)