塊肉の調理も上手にできる
続いて過熱水蒸気オーブンレンジ「MRO-TW1」の説明も行われた。MRO-TW1は庫内容量30L、本体サイズは幅487×奥行き449×高さ365mmだ。
MRO-TW1では、「Wスキャン調理」を新たに搭載。レンジ・オーブン・グリル・スチーム・過熱水蒸気という5種の加熱方法を、メニューに応じて組み合わせる調理だ。食品の重さをはかる「トリプル重量センサー」と、庫内を8眼センサーで120分割して食品の表面温度をはかる「センター赤外線センサー」を搭載しているので、食品の重さと温度にあわせてオートで火加減をコントロールする。
例えばローストビーフを作る場合、最初にレンジですばやく牛肉内部の温度を上げ、オーブン調理と過熱水蒸気調理を自動で切り替えて調理する。火加減が難しいローストビーフでも、表面をじっくり焼き、中はレアに仕上げることができるのだという。
一般的に、ローストビーフのような塊肉を調理する場合、肉が生焼けにならないようにするため、調理前に冷蔵庫から出し肉を室温に戻すという工程がある。しかし、MRO-TW1では、レンジを組み合わせて調理をするのでそうした室温に戻す作業がいらない。思いたったらすぐに塊肉の調理ができるというわけだ。
メニューが充実した
さらに、新製品ではメニューの開発にも力を入れた。主菜1品と副菜2品をまとめて作る「おかずセット」や、3品合計で400kcal以下に抑える「ヘルシーおかずセット」、できあがったおかずにアレンジを加える「リメイクレシピ」など、レシピのレパートリーを広げた。
スマートフォンから見られる「Webレシピ集」も用意。フリーワード検索や調理分類からの検索、解凍のコツなど、使い方のアドバイスも役に立つ。
取扱説明書やレシピ集があっても、面倒に感じてじっくり読むことは少ない……という人は多いはず。スマートフォンで検索できるようになると、通勤時間や買い物時など、いつでも手軽に確認できるので、より使いこなせるのではないだろうか。