北米で60%以上の圧倒的なシェアを誇るBBQメーカーのトップブランド「Weber」(ウェーバー)は、日本市場向けに開発した本格的BBQグリル「キャンプQ(Q1250)」を2017年5月9日より、全国の家電量販店などで販売開始する。価格は49,990円(税込)。

WeberのBBQグリル「キャンプQ」

本場アメリカのBBQマスターが日本向けに開発した、コンパクトなBBQグリル

Weberは、1952年に誕生した会社で、北米・ヨーロッパ・オーストラリア・ニュージーランド・カナダでシェアNo.1を獲得している有名なブランドだ。今回発表された「キャンプQ」は、アメリカのBBQマスターが日本市場向けに開発したという製品。独自のカートリッジガス缶を採用し、どこでも持っていけるポータブルなサイズで、さまざまな料理が簡単にできる。

キャンプQのコンセプトは「どこでもグルメ」。日本においてアウトドアグルメに親しみをもってもらうという新しいコンセプトだ。面倒な火起こしをする必要がなく、煙が少ないため、どこでも使える。コンパクトなので持ち運びも簡単だ。

専用ポータブル・カート(別売)に乗せた状態

専用のカートリッジガス缶を使用する。990円(税込)

サイズは、高さが394mm、横が690mm(テーブルを広げると1,039mm)、奥行が419mm。 重さは本体が5.4kg、焼き網が4.7kg。保証期間は5年となっている。

カートリッジガス缶は、火力が最大で3時間41分、中で4時間3分、小で5時間5分使用できる。こちらは専用で、他社の製品は使えない。

外側は鋳鉄アルミニウム製で軽く、高い耐久性を備えている。焼き網は、熱を均一に保つホーロー加工された鋳鉄製焼き網だ。カートリッジガス缶をセットしてボタンを押すだけで素早く点火し、温度調節はダイヤルを回すだけ。中の温度はフタに温度計がついているので、一目でわかる。

カートリッジガス缶のセットは簡単。温度調整は手前のダイヤルを回す

ボタンを押すだけで素早く点火

煙がほとんど出ないので驚いた。肉の塊もムラなく火が通る

美味しそうな焦げ目もつく

サーモンは蒸し焼きで中がふっくら。絶品だった

Weber-Stephen Products Japan合同会社 代表のAdam Hall氏は、「火起こしは必要なく、後片付けも簡単です。我が家も自宅マンションのベランダで毎日のようにBBQを楽しんでいます。煙が出ないので、苦情が出たことは一度もありません。日本のライフスタイルにぴったりです」と語った。

左がWeber-Stephen Products Japan合同会社 代表、Adam Hall氏、右が人気シェフのJamie Foy氏

専用ポータブル・カートを使用すれば、腰の高さまで上がり、立ったまま焼くことができる。こちらは別売りで22,630円(税込)。