次に試してみたのが「フローズン」モード。こちらはレシピブックにある「マンゴーフローズンヨーグルトシェイク」を作ってみることに。

冷凍マンゴーやヨーグルト、牛乳、砂糖をミキサーで撹拌した後、本製品で冷却するという手順ですが、ミキサーを使った時点で既にフローズンらしきものは出来上がっています。それをあえてアイスデリに入れて冷やす必要はあるのだろうか? という疑問は脇に置きつつ試してみましたが、冷凍状態ではないヨーグルトや牛乳も冷やされることによって、より本格的なフローズンドリンクになりました。「冷やすだけなら冷蔵庫に入れればいいのでは?」とも思いましたが、回転羽根で撹拌しながら冷やすぶん、空気を含んでより滑らかになっている印象です。

「フローズン」モードで作った、マンゴーフローズン。氷を粉砕して作るフローズンよりも空気を含んでいてより滑らか

もう1つの凍らせる機能である「シャーベット」モードは、何度か試してみるうちに少しコツがあることがわかりました。というのも、実ははじめにコーラで試してみたところ、途中で停止してしまい、中をのぞいてみると外側のみ固まってしまって羽根が回転できなくなってしまっていたのです。

そこで何度か試したり、付属のレシピブックを分析した結果、少しとろみのある液体のほうがうまく固まるということがわかってきました。そこで今度は野菜ジュースで試してみたところ、途中で羽根の回転が止まることなく、1時間40分ほどで自動停止して今度は失敗なくシャーベットが完成していました。

粘度がある野菜ジュースは問題なくシャーベットに。サラッとしたジュースの場合はハチミツを混ぜるなどして増粘性を高めるとうまくできそうです

シャーベットは事前に製氷機などで凍らせておいたジュースをミキサーなどで粉砕することでも作ることはできますが、液体を混ぜながら徐々に凍らせていくため、よりシャリッとしたシャーベットらしい食感に仕上がります。