「Galaxy Feel」のターゲット

「Galaxy Feel」は10-30代男女をメインターゲットとしたスマートフォンだ。最大の特徴は4.7インチというコンパクトさ。ドコモが発表した2017夏モデルのなかで、最も画面サイズが小さい。

4.7インチサイズで2017夏モデルのなかで最もコンパクト

「arrows Be」同様に、ディスプレイ解像度はHD画質、RAMも3GBと抑え目、充電端子もUSB Micro-Bなど、やはりハイエンドに比べると物足りなさは残る。しかし、カメラについては、ミドルレンジであろうと手抜きはできないようだ。アウトカメラ、インカメラともに、スペック上はハイエンドモデルに近しいものを採用、ソフトウェア的にはハイエンドモデルと同様に利用できるという。

男女をターゲットにしつつもカラーバリエーションは女性を強く意識か

新料金プランのターゲット

こうしてみると、docomo withが想定するターゲットがわかりやすくなったのではないだろうか。つまり、最新の機能にはそれほど関心はなく、画質の鮮明さなどはそれほど重視せず、スマートフォンとして利用できればいい、もしくは一部機能はしっかりとしたものがいい、といった考えの人たちがターゲットとなる。そうした層に対しては現状、コンパクトなスマホがウケると、販売するドコモ側は見ているようだ。

そして、前回も記したように、こうした層の人たちをドコモがつなぎとめたいとも考えているようだ。

今後もdocomo withについては、対応端末を拡充していくが、この考えが踏襲されるならば、今後もコンパクトサイズのスマホが増えていく。docomo withのバリエーションを増やす方向にいくならば、5インチ以上の大き目のスマホも追加されるかもしれない。