ティソ バラード オートマチック

「マイ ファースト ドレスウォッチ」をキャッチフレーズに登場した、今年のティソ最大ともいえる注目作「ティソ バラード オートマチック」。時代を感じさせないデザインと使いやすいケースサイズ、そして、クルー・ド・パリ装飾が施されたベゼルなどの魅力的な外観に加え、その内部にはティソが長年培ってきた最新技術が凝縮されている。

ティソ バラード オートマチック(メンズ)

ムーブメントは自動巻。スイスクロノメーター検定協会「COSC」(Controle Officiel Suisse des Chronometres)が、厳しいテストにパスした高精度なムーブメントのみに与える「COSC認定」クロノメータームーブメントを搭載している。このムーブメントはいわゆる「パワーマティック80」で、80時間のパワーリザーブを持つ。つまり、金曜の夜にパワーリザーブを満タンにしておけば、土日のオフを挟んでも、月曜の朝に時刻を合わせ直す手間が不要ということだ。

さらに、これまではハイエンドウォッチのみに使われてきたシリコンひげゼンマイを採用し、耐久性と精度、そして耐磁性を向上。正直、この価格帯の製品に採用できる技術ではないと思っていたが……。1831年に世界初の耐磁時計「ティソ アンチマグネティック」を作ったティソの技術と魂が、ここにも生きている。

ティソ バラード オートマチックは、メンズモデルとレディースモデルで展開。ペアウォッチとしてもオススメだ。メンズのケース素材はSS、外径は41mmでシースルーバック仕様。風防は傷防止加工サファイアクリスタル。防水性能は5気圧。価格は、SSベゼル+レザーストラップモデルが9万5,000円、SSベゼル+SSブレスモデルとローズゴールドPVDベゼル+レザーストラップモデルが10万1,000円。

SSベゼル+SSブレスモデル

ローズゴールドPVDベゼル+レザーストラップモデル

SSベゼル+レザーストラップモデル

レディースは、ダイヤルがマザー・オブ・パールで、ケース外径は32mm。それ以外の基本性能や仕様はメンズに準じる。SSベゼル+SSブレスモデル、ローズゴールドPVDベゼル+ホワイトレザーストラップモデル、どちらも10万1,000円。すべて発売中。

ブースに展示されていた「ティソ バラード オートマチック」。中央がメンズ、左がレディースモデル