朝(?)4時20分の山麓。ここでご来光を待つ

ご来光撮影の当日は雲が多かった。撮影場所は雪が多く残る山麓で、リフトで登って向かう。時間は午前4時20分(起きたのは3時)。この時間にここに来ることなんて、Karmaを飛ばすという目的がなければなかったと思う。Karmaがここに連れてきてくれた感じ。到着したときは少し眠かったが、非日常感が強くて結構テンションが上がった。

【動画】山麓を飛ぶKarma

朝方の空をKarmaが飛んでいくのはちょっと不思議な光景。また、撮影した映像や写真に写っているご来光は、筆者が肉眼で見たものよりもかなり美しい。もちろん"盛れる"アプリを使ったわけではなく、空を飛ぶものでしか撮影できない映像が撮れていたからだ。はるか下から見上げたときは、分厚い雲が視界を圧迫していたが、ドローンで撮るとそれがない。景色のスケールがまるで違う。

Karmaで撮ったご来光の写真

【動画】ご来光その1

【動画】ご来光その2

撮影した動画を、その場で簡単に編集できるのもいいところだ。

HERO5とスマホをつなぐ「Capture」アプリを使い、撮影した動画をすぐにスマホに送信。そこから、動画編集アプリ「Quik」ですぐに編集できる。Quikはテンプレートと音楽を選べばいい感じの動画が簡単に作れるアプリで、撮影から編集まで、GoProでの体験はすべてフォローするよ、というメッセージを強く感じる。

撮った動画をその場で編集できる

細かいながら良いと思ったのは、ちょい残しのバッテリーをうまく活用できるところだ。

ドローンのバッテリーが完全に切れることは、安全面を考えると避けたいもの。たとえば、5分飛行できるだけの余裕があったとしても、落ちるリスクを考えて使わないでおくのが普通だ。なので、着陸の際は、少しだけバッテリーが残っているはずである。本来だったら持て余すであろう、わずかなバッテリー残量だが、Karmaに搭載されているバッテリーはUSB出力ポートを装備しており、付属のUSB Type-CケーブルでHERO5やKarma Gripを充電できる。5分ぶん余ってるけど使いどころがなかったバッテリーを、これで有効利用できるというわけだ。

KarmaのバッテリーでHEROを充電できる