NECパーソナルコンピュータは7日、「LAVIE Hybrid ZERO」の新モデルとして、約769gの13.3型2in1 PCおよび、キーボード装着時で約786gの11.6型2in1 PCを発表した。13.3型モデルは富士通が1月17日に発表した「LIFEBOOK UH75/B」の777gから8g軽く、13.3型ノートPCとして世界最軽量を更新した。

3月2日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別164,800円前後から。

「LAVIE Hybrid ZERO」新モデル

薄型軽量が特徴の「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズは、13.3型と11.6型の2種類が用意されている。従来13.3型モデルでは、タッチ対応の2in1 PCとタッチ非対応のクラムシェル型ノートPCの2タイプを揃え、タッチ非対応の前モデル「HZ550/FAB」は13.3型で約779gと、最初に発表された2015年1月から約2年間(前身のLaVie Zを含めると約4年半)、世界最軽量の座を維持してきた。

今回発表される「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの13.3型モデルは、初代LaVie Zから数え4世代目となる新デザイン。360度回転ヒンジを備えた2in1タイプで全機種を統一し、約769gのHZ350/GA、約831gのHZ750/GAおよびHZ550/GAの3機種を用意する。

新設計の本体には狭額縁ディスプレイを搭載し、平面積で従来比約10%小型化したA4用紙サイズを実現。本体サイズは3機種共通でW305×D205×H16.9mmとした。一見、外観に大きな変化はないように見えるが、Webカメラをディスプレイ下部に搭載したり、本体前面にインジケータを備えたりするなど、全体が調整されている様子だ。

本体一体型のキーボードは85キー配列で、キーピッチは18mm、キーストロークは1.2mm。カラーは新色のプレシャスゴールドとメテオグレーに加え、従来から継続するムーンシルバーの3色で展開する。

HZ750/GA メテオグレー

プレシャスゴールド

ムーンシルバー

HZ350/GA

「HZ350/GA」は、第7世代のIntel Core i3を搭載した2in1 PC。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-7100U(2.40GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア・タッチ対応)、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 10 Home 64bitなど。

インタフェースは、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0×1(パワーオフUSB充電機能付き)、HDMI×1、SD/SDHC/SDXCカードスロット、720p対応Webカメラなど。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth。バッテリ駆動時間は約6.5時間(JEITA 2.0)。

重量は約769g。価格はオープンで、店頭予想価格は税別164,800円前後。

HZ550/GA、HZ750/GA

「HZ750/GA」は、第7世代のIntel Core i7を搭載した2in1 PC。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7500U(2.70GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSDなどで、グラフィックスやディスプレイ、光学ドライブ、OSなどはHZ350/GAと同等。また、インタフェースもZ350/GAと同等となる。バッテリ駆動時間は約10時間(JEITA 2.0)。重量は約831g。店頭予想価格は税別204,800円前後。

「HZ550/GA」は、第7世代のIntel Core i5を搭載した2in1 PC。CPUはIntel Core i5-7200U(2.50GHz)で、これ以外の仕様は上位のHZ750/GAと同等。店頭予想価格は税別184,800円前後。