宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月15日8時33分、鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所にてSS-520ロケット4号機の打ち上げを実施した。

SS-520は、直径52cm、全長9.54m、重量2.6tの観測ロケット。140kgのペイロードを約800kmの高度まで打ち上げることができる。本来は弾道飛行を行うもので、1998年と2000年に使用された実績があるが、4号機では、新規開発された第3段ロケットにより、低軌道に4kg以上のペイロードを打ち上げられるようになった。今回、東京大学が開発した3Uサイズの超小型衛星「TRICOM-1」を低軌道に投入する。情報が公開されている衛星打ち上げロケットとしては、世界最小となる。

TRICOM-1は、地上端末から送られるデータを収集(ストア)し、衛星が管制局上空に来た際にデータを転送(フォワード)するストア&フォワードミッションや、カメラを用いた地球撮像を行う予定。

当初、打ち上げは1月11日に予定されていたが、強風のため「打ち上げ条件を満たさない可能性がある」と判断され、延期となっていた。

1月9日のプレス公開時のSS-520ロケット4号機 (大塚実氏撮影)

なお、マイナビニュースではこの後も、大塚実氏による打ち上げの現地レポートを掲載する予定なので、楽しみにしていただきたい。