コルグは、iOS向け音楽制作アプリ「KORG Gadget」のMac版となる「KORG Gadget for Mac」を、来週、米国アナハイムで開催される楽器見本市「The 2017 NAMM Show」で発表することを明らかにした。

KORG Gadget for Mac

KORG Gadgetは、ガジェットと呼ばれる20個以上の小型シンセサイザー/ドラムマシンを搭載し、それらを自由自在に組み合わせてエレクトロニック・ミュージックを制作できるiOSアプリ。最新バージョンではiPadに加えて、iPad ProとiPhoneにも対応したユニバーサルアプリとなっている。

Mac版は、iOS版のユーザーインターフェースを継承し、さらにAU、VST、AAX、NKSに対応したプラグインコレクション「Gadget Plug-in Collection」が付属する。iOS版を既に使っているユーザーは、自宅スタジオではMac版、外出先ではiOS版と、シームレスな制作環境を構築できる。

現時点でアナウンスされていることはすべて、コルグのWebサイトに掲載されているが、全貌は、2017年1月20日午前3時(日本時間)、NAMMショー開幕と同時にこちらのページで明らかになる(同ページで12日現在紹介されているのはiOS版のみ)。

KORG Gadget for Macでは、前述の「Gadget Plug-in Collection」が付属するほか、Macの大画面を活かした1ウィンドウ、4スプリット(4分割)という画面構成の採用、オーディオに対応した2つの新規ガジェットを搭載、Allihoopa、Ableton Link、Bluetooth MIDIなどの最新テクノロジーに対応することが分っている。