NVMe対応SSDの低価格化が一気に進展

Intelの「600p」シリーズは、NVMe対応のM.2 SSDだ。フラッシュは同社の3D NAND(TLC)を採用。データ転送速度は少し控えめとなるものの、NVMe対応モデルとしては価格がかなり安い。シーケンシャルリードは最大1,800MB/sと、2.5インチSSDに比べれば高速なので、コストパフォーマンスは期待できそうだ。スペックと価格は以下の通り。

データ容量 128GB 256GB 512GB 1TB
シーケンシャルリード 770MB/s 1570MB/s 1775MB/s 1800MB/s
シーケンシャルライト 450MB/s 540MB/s 560MB/s
ランダムリード 35000IOPS 71000IOPS 128500IOPS 155000IOPS
ランダムライト 91000IOPS 112000IOPS 128000IOPS
価格 7000円前後 11000円前後 19500円前後 未入荷

Intelの「600p」シリーズ。低価格なNVMe対応のM.2 SSDだ

コントローラはSilicon Motion製。ヒートシンクは付属しない

ケースファンと水冷クーラーが一新

Cooler Masterから、ケースファンの新シリーズ「MasterFan Pro」が登場、発売が開始された。用途に合わせて、バランス重視タイプ、風量重視タイプ、風圧重視タイプと、異なるブレード形状を選べるのが特徴。スイッチで回転数の上限を3段階に切り替えることも可能だ。TSUKUMO eX.での価格は、12cmファンが2,246円、14cmファンが2,354円。

Cooler Masterの「MasterFan Pro 120」。3モデルが用意されている

こちらは「MasterFan Pro 140」。風量重視タイプと風圧重視タイプのみ

また水冷CPUクーラーの新シリーズとして「MasterLiquid Pro」も登場している。大きな特徴は、2層構造化した水冷ヘッドの採用だ。CPUで熱くなる下層と、冷えた上層に分離し、上層にポンプを配置。熱によるダメージを軽減して、ポンプ寿命を従来の2.5倍に延ばした。価格は、12cmラジエータ版が16,500円前後、24cm版が18,500円前後。

24cmラジエータの「MasterLiquid Pro 240」。このほか12cm版もある

水冷ヘッドを2層構造化し、ポンプ寿命が2.5倍、冷却性能が40%アップ