シャープは9月15日、プラズマクラスター空気清浄機の新モデルを発表した。なかでも注目を集めたのが「KI-GX」シリーズ。KI-GXシリーズには、汚れやすいプレフィルターを掃除する「自動掃除パワーユニット」が搭載されたのだ。

適用床面積が~約46畳の「KI-GX100」。大きさはW427×D335×H703mm。重量は約15kgと重いが、キャスターがあるので移動しやすい

KI-GXシリーズのカラーは、各モデルともゴールド系とホワイト系の2色。写真上部はホワイト系のKI-GX75、下部がゴールド系のKI-GX100

高濃度プラズマクラスター搭載の空気清浄機

シャープの「KI-GX」シリーズは、同社のプラズマクラスター空気清浄機のフラッグシップモデル。空気清浄機としての適用床面積が~約46畳の「KI-GX100」と、~約34畳の「KI-GX75」の2モデルを用意。どちらも空気中の菌やウイルスを除去し、ニオイやアレル物質などを無効化するプラズマクラスターイオン発生機能を搭載している。プラズマクラスターの適用床面積はKI-GX100が~約26畳、KI-GX75が~約21畳だ。

プラズマクラスター放出中は、青いブドウのような「プラズマクラスター」マークが点灯する。KI-GXは、通常よりも高濃度なイオンを発生させられるプラズマクラスター25000を搭載

KI-GXシリーズは、プラズマクラスターを放出し、空気中のウイルスやカビ菌を除去するほか、特定のエリアに吹き付けて除臭する「プラズマクラスターパワフルショット」機能を備えている。この機能、衣類やカーテンに付いたペット臭、たばこ臭などに加えて、加齢臭の消臭効果があるそうだ。

人工的な加齢臭で「プラズマクラスターパワフルショット」機能を体験

以前から、ペット臭やたばこ臭、生乾き臭などに効果があるといわれていたプラズマクラスターだが、なんと加齢臭の消臭効果も実証されたという。会場ではこの効果を実感するため、人工的に加齢臭を付けた2枚の布を用意してYシャツに張り付け、片方だけ3mほど離れた場所から「プラズマクラスターパワフルショット」に当てた。

匂いを嗅ぎ比べたところ、プラズマクラスターを当ててない布は非常に刺激的。一方、10分ほどプラズマクラスターを当てた布は、完全ではないが、かなりニオイが少なくなっていた。