Garminは13日、多種のセンサーデータを動画にオーバーレイ表示可能な4Kアクションカム「VIRB ULTRA30」の日本正規版を発表した。国内正規代理店「いいよねっと」を通じて9月23日から発売する。価格は62,800円(税別)。

VIRB ULTRA30

動画撮影とともに、各種センサー情報も同時に記録できるアクションカム。従来モデルではフルHDの動画撮影だったが、新モデルは4K/30fpsの記録が可能になった。また、GPS測位が10Hz、スキャン周期が10倍となり、精度が向上している。

各種センサーデータと動画を同時に記録するシステムとして「G-Metrix」を搭載。GPS / 加速度 / 気圧高度計 / 電子コンパスを内蔵し、心拍計 / 自転車用センサー / 温度計 / 自動車診断ポート(OBD-II) / チャートプロッター / 航空機用パネルマウント機器といったセンサー情報を記録する。

これら記録されたデータは、スマートフォンアプリ「GARMIN VIRB」と、WindowsおよびMacのソフト「VIRB Edit」によって動画上でシンクロさせ、ゲージやグラフをオーバーレイ表示できる。ゲージやグラフの組み合わせはシーンに合わせてカスタマイズ可能。

使用イメージ

画像センサーには1/2.3型の1,240画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。動画撮影中でも1,200万画素の静止画を撮影でき、タイムラプス撮影などにも対応する。本体には240×320ドットの1.75インチカラータッチパネルを装備。外部メモリとしてmicroSDメモリーカード(128GBまで)を使用できる。

インタフェースはANT+、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth。バッテリ駆動時間は約1.5時間(1080p録画時)。動作温度範囲は-20度~50度まで。本体サイズはW56×D20×H40mm(レンズ部含む)、重量は約87.9g(バッテリ含む)。付属品として、防水ハウジング、ハウジングドア(防水ドア / 防滴ドア)などが付属。ハウジングドアは40mの防水とIPX7の防滴に対応する。