米Appleは、現地時間の9月7日、米国・サンフランシスコでスペシャルイベントを開催し、iPhoneの最新モデル「iPhone 7」、「iPhone 7 Plus」を発表した。発表会には任天堂のゲーム「スーパーマリオ」シリーズのマリオが登場するなど、今回のiPhoneは日本市場を強く意識した製品と言われている。そこで、iPhone 7シリーズの特徴を、iPhone 6sシリーズ、iPhone 6シリーズとスペック比較することで、どのように進化を遂げているのか検証していきたい。
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iPhone 7 Plus(左)とiPhone 7(右) |
新色は光沢のあるジェットブラックとマットなブラック
まずは、外観から比較していこう。
| 機種名 | iPhone 7 | iPhone 6s | iPhone 6 |
|---|---|---|---|
| サイズ | 138.3×67.1×7.1mm | 138.3×67.1×7.1mm | 138.1×67.0×6.9mm |
| 重量 | 138g | 143g | 129g |
| ディスプレイ | 広色域対応の4.7インチ Retina HD |
4.7インチ Retina HD |
4.7インチ Retina HD |
| ディスプレイ 解像度 |
1,334×750ピクセル | 1,334×750ピクセル | 1,334×750ピクセル |
| 3D Touch | 対応 | 対応 | 非対応 |
| カラー | ジェットブラック、ブラック、シルバー ゴールド、ローズゴールド |
スペースグレイ、シルバー ゴールド、ローズゴールド |
スペースグレイ、シルバー ゴールド |
| 機種名 | iPhone 7 Plus | iPhone 6s Plus | iPhone 6 Plus |
|---|---|---|---|
| サイズ | 158.2×77.9×7.3mm | 158.2×77.9×7.3mm | 158.1×77.8×7.1mm |
| 重量 | 188g | 192g | 172g |
| ディスプレイ | 広色域対応の5.5インチ Retina HD |
5.5インチ Retina HD |
5.5インチ Retina HD |
| ディスプレイ 解像度 |
1,920×1,080ピクセル | 1,920×1,080ピクセル | 1,920×1,080ピクセル |
| 3D Touch | 対応 | 対応 | 非対応 |
| カラー | ジェットブラック、ブラック、シルバー ゴールド、ローズゴールド |
スペースグレイ、シルバー ゴールド、ローズゴールド |
スペースグレイ、シルバー ゴールド |
iPhone 7シリーズの発表で、まず注目されたのは新色の追加だ。「ジェットブラック」は光沢のある黒色。ツヤがあり高級感を楽しめるが、AppleよりiPhoneケースを使って表面を保護することを推奨されている。もうひとつの新色は「ブラック」。こちらはマットな質感の黒色だ。前面はジェットブラックとともに、黒色になっている。iPhone 6s、iPhone 6シリーズで前面が黒だった「スペースグレイ」は、今シリーズではなくなった。
デザインはiPhone 6、iPhone 6sと引き継がれた背面を横断する2本の線がなくなり、すっきりとしたものになっている。
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iPhone 7シリーズは5色展開。前面が黒の「ジェットブラック」と「ブラック」が追加された |
iPhone 7シリーズの本体サイズは、iPhone 6sシリーズとまったく同じ。しかし、重量はiPhone 7Plusは4g、iPhone 7は5g軽くなっている。一方、iPhone 6シリーズについては、本体サイズは1～2mm程度の違いだが、重量はiPhone 7シリーズよりも軽く、iPhone 7 PlusとiPhone 6 Plusでは16g、iPhone 7とiPhone 6では9g違う。
ディスプレイサイズは、iPhone Plusシリーズが5.5インチ、iPhoneシリーズが4.7インチとiPhone 6シリーズから変わらない。そして、iPhone 6s/6sPlusで搭載された「3D Touch」は、iPhone 7シリーズにも引き続き装備されている。
